日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

何十年前の事です。

2017-08-25 13:12:21 | シニアライフ

献血手帳に献血記録が記載されます。

献血回数に応じて、日本赤十字社から褒章されました。

健康優良児でしたから、この献血手帳を自分自身のために

利用する機会はありませんでした。

ある時、会社の同僚の大学時代の友人の娘さんがが心臓の手術をするため

急遽、献血量の確保が必要となりました。

その呼びかけに応じ、献血手帳に記載された献血量を全て提供しました。

その娘さんの心臓手術は成功しました。

その子が成人するまでの10年間、年賀状の交換がありました。

献血を継続していたことが、人助けに繋がった事例です。

それから、もう一つ。

家内が勤務していた会社の同僚の息子さんが白血病と診断され

定期的に輸血が必要です。応援を求められました。

「B」型の輸血です。

この子は、まだ小学生です。

入院先の病院に見舞いに訪れながら、何回か輸血をしました。

当時は難病とされていた病気でした。

残念ながら、治療の甲斐もなく、亡くなってしまいました。

輸血と言う言葉を聞くたびに、この悲しい出来事が思い出されます。

「輸血をしたことがありますか?」のお題目

私の献血活動に起きた2つの事例が未だに記憶に鮮明に残っております。

今は、古希を迎えて、献血は出来ません。

若かりし頃の献血活動、それなりの意義を感じていたのだろうか?

それは、定かではありません。

ただ、良かれと思っていたことだけは事実です。