「はがき」?
敢えて、タイトルを「はがき」にしました。
郵便局では年賀はがきの売り出しが始まりました。
郵便配達員が「年賀はがき」の注文取りをしてます。
そして、「喪中はがき」が舞い込んでまいる季節です。
かっては、年賀はがきを投函することが、趣味のような時代がありました。
その頃の心掛けとして、絶やさずに続けようと準備をしたものです。
現役を去って10年、古希を迎えた折に、
年賀状交換を控える事にしました。
「何故だと、思いますか?」
それは、知らない内にあの世に旅立った方たちへの年賀状投函があったからです。
最近、玄関先の郵便受けに投函される「喪中はがき」
現役時代、交流のあった仕事仲間の家族からのものが目立ちます。
年一度、年賀状に込めての近況報告を交わしていた仲間達です。
ゴルフに誘われても、かっての虚勢時代を断ち切るため
ゴルフクラブを鍬に変えて、野良仕事を趣味にしました。
勝手に送る近況報告は、仲間内で好評だったよです。
「喪中はがき」の差出人の奥さんからもそのような趣旨が添えられてます。
単身赴任先での交流です。
親会社、子会社の関係で何時も、ギクシャクしてました。
夜の宴会で、人の悪口を言っていると、直ぐに本人に伝わる世界です。
「ここでは、人の悪口は禁物」先輩上司の忠告を受けてます。
「昨夜、俺の悪口を言ってたんだって! 今度俺にも聞かせてよ」
これが縁で長い間交流が続いた。懐かしい人です。
それが、平均寿命を全うしたところで、あの世に旅たった。
ご冥福を祈る。そして、ありがとう。