市長から委嘱を受けました。
「廃棄物減量指導員」
期間は2年間です。
前期に引き続いての委嘱です。
廃棄物減量指導員に関する条例です。
「廃棄物の処理及び再生利用等に関する条例」
(廃棄物減量指導員)
第○○条 市長は、社会的信望があり、かと、一般廃棄物の適正な処理に熱意と
識見を有する市民のうちから、廃棄物減量指導員を委嘱することができる。
2.廃棄物減量指導員は、地域における推進役として、一般廃棄物の再利用及び
再利用による減量等の市の施策への協力その他の活動を行う。
(条例施行規則)
第○○条 条例第○○条第1項に規定する廃棄物減量指導員(以下、指導員という)
の任期は、2年とし、補欠の指導員の任期は、前任者の残任期間とする。
ただし、再任は妨げない。
活動にあたって、指導を行う際は「廃棄物減量指導証明書」を携帯し、必要に応じ
腕章や帽子を着用する。
「廃棄物減量指導員の活動内容」って、
ゴミ減量の普及啓発に関すること。
格好つけた言い回しをして、その実態が分かりずらいです。
簡単に言えば、ごみ置き場の整理整頓、清掃の指導です。
指導される人はおりません。
結局、これが活動の実態です。
早朝の公園でのラジオ体操が日課です。
かれこれ6年がかり、続いております。
3年前から、この公園体操が町内会活動に組み込まれました。
そんな関係で、町内会からの推薦で、市長から委嘱を受けることになりました。
「社会的信望があり、熱意があり、識見を有する市民・・・」
煽てられ、その気にさせられて、一生懸命ゴミ置き場の清掃係です。
無料奉仕活動です。
この写真、作業が殆ど終わったところを撮影しております。
実態は酷かった。
家内が携帯を持参して公園に到着するのが遅かった。
このごみ置き場、今回限りではありません。
時々、こんな場面に出会います。
そもそも、公園内にゴミ置き場を設置し、ゴミ籠を置いてあること自体問題です。
ゴミ箱が設置してあるから、ゴミは持ち帰らず、その場所に置いて行く。
この公園は少年野球場となっており、週末になると少年野球連盟に独占されてしまいます。
各地区から少年野球チームが参集して試合が行われております。
その野球チームの父兄が弁当持参で応援に来ます。
それらの大量の残骸がゴミ箱に入りきらずに、その周囲に置き去りにされております。
週明けの早朝、カラスの絶好の餌場に早変わりです。
「なぜ、私たちがこんな事、繰り返しやらなければならないの?」
手伝ってくれている仲間、口には出さないが、思うことは皆同じです。
公園を管理する事務所に、ゴミ箱の撤去を申し出ました。
殆どの公園にゴミ箱の設置はありません。
「当方で、ゴミ箱を設置した記憶はありません。」
誰かがゴミ箱を勝手に設置したことのようです。
公園を管理している立場で善処を求めたが、良知がありません。
ゴミの回収している清掃事務所にゴミ箱の設置を問い合わせました。
その経緯が、よくわかりません。
暫くして、調べた結果が報告された。
地域の少年野球連盟の役員から要請を受けて、清掃局が公園内に
ゴミ箱を設置したとのことです。
公園管理事務所に相談もなく、要請に応じようです。
地域住民がこのごみ置き場がカラスの餌場なって、犠牲になっている。
よくよく考えたら、清掃管理事務所、公園管理事務所、少年野球連盟の父母応援団、
それに地元住民が入り乱れての問題です。
公園体操の仲間以外は、この実態は把握されとりません。
そこにどのようなトラブルが生じている事すら、知らないのです。
「廃棄物減量指導員」の出番です。
この問題解決は、公園にゴミを置かないで持ち帰って貰うことです。
公園の占有許可書を与えている公園管理事務所が、少年野球連盟に厳重に申し渡し、
少年野球連盟が各野球チームの父兄に徹底することで済むことです。
それぞれの担当者が趣旨を理解し、真剣に取り組もかどうかが問われている。
そんなことをいろいろ問い合わせた一日でした。