新型コロナウイルス対策として所得制限を設けず全国民に
一律10万円を給付する案が急浮上して話題になってます。
今まで減収世帯に限った30万円給付が、2020年度補正予算案として
検討され、国会承認をまつ段階にありました。
この30万円給付、世論の批判を浴び、評判が悪い。
減収世帯に入らない年金暮らしは完全無視された感じ。
連立与党を組む政党からの不退転の決意による提案で
世にも珍しい補正予算の組み換えての国会提出とか。
元を正せば、この10万給付の提案は、野党が言い出しっぺとのこと。
与党の皆さん、この事に耳を傾けることなくことを進めてきた。
それが、世間の評判の悪さに気が付き、
連立与党内で無理強いをして、強引にことが運んだ様子。
目に見えないところでは、いろいろ調整に苦労しているようだ。
一律を巡って、いろいろ、すっきりしない事が多い。
一律給付は本人確認などに事務処理に膨大な手間が掛かりとの
見方があり、3カ月掛かるとの説明もあります。
困っている人への救。済給付なんだから、一日も早く給付することに
主眼を置いて対処すれば、何ら問題もない事だと思うのだが。
お役人さんの発想には、前例のない事は大変な問題が含まれているようだ。
財務大臣の記者会見での発言
「10万円給付については、一方的に支給するのではなく、
要望される方、手を挙げる方に配る」
何処か違和感が漂う。
花々のような素直さがない。
自粛疲れの日々、唯一楽しみの給付金です。
すったもんだ云わずに、早いとこ手元に届くようにして!
それが、国民の意思に添った政治決断だと思うし、
最も期待している事でもあります。