14日に降った豪雨の被害は・・・雨があがった今も大変なことになっています!
いとこが住む“笠取”に行く手段のひとつとなる“京滋バイパス”が、今朝、開通した!と聞いたので、食料品や洗剤などを持って行ってきました!
もちろん、何かお手伝いできることがあったらと思い、長靴や着替え、自分たちが飲むお茶なども持参し、ドキドキする胸の鼓動を感じながら・・・豪雨以来、初めて、宇治川を渡りました。。。
宇治川は・・・ビックリするくらい水も少なく、清んだ水で・・・本当に豪雨見舞われたのか?と思うくらいでした。。。
(所々はチョロチョロと茶色の水が流れていましたが。。。)
しかし、京滋バイパスまでの道のりに驚きました!
泥が道にあったんだろうなぁ~と思わせる埃っぽい道。。。
京滋バイパスも機械の故障がまだ続いているのか?発券できず。。。
すぐトンネルに入るんですが、いたるところに泥があったんだなぁ~と思う清掃後の様子を目の当たりにし、開通してくれたことに感謝しながら通過しました。
笠取インターをおりるのも・・・発券していなかったんで、名前、住所、電話番号を用紙に記入し、通行料を払って、いとこのおうちへ進んでいくと・・・いきなり、土砂崩れや川が氾濫したであろう光景が目に入るのです。。。
道路も“アクトパル宇治”までは通れるように、作業を進めてくださったみたいですが、まだまだ、片側通行だったり、危険な箇所がいっぱいです!
山から、
道路から、
大きくなってきた稲のある田んぼにまで流れ込んでいました。
いとこも住むおうちは、家の裏にある畑が泥にやられたみたいですが、他には大きな被害もなく、無事とのこと。。。
電気も電源車が来てくれていて、通電もしていました。
しかし、いとこの親戚のおうちは、
横にあるこの川に大量の水が流れ込み、
こんな風に下にある川へとゴロゴロした岩?や石、土砂を流していました。
怖いのは・・・今もチョロチョロと水が流れ、今までとは違った流れ方(ルート)をしているんです。。。
今後のことも考えると、何かするにも、市の方々に今の状況を見てもらって・・・ということで、待つしかなかったり。。。
この川の横にいたのは???
“イノシシ”!
きっと、大量の水が流れてきて・・・怖かったでしょうねぇ。。。
暴れたんでしょうか?鼻の上辺りが血が出るくらい怪我していました。。。
他にも、道が川のように水が流れていたり、
生木がボロボロになって倒れていたり、
もう倒れるであろう木が、電線で支えられていました。
根こそぎやられてしまうんですねぇ。。。
怖いです。。。
この山の向こうは・・・、まだ、孤立している“炭山”。。。
ねえねたちは“谷山林道”と呼ぶこの道も土砂崩れなんでしょう。。。
通れません。。。
やっぱり、炭山へは行けません。。。
園児のYクン&Mチャンの無事は確認できましたが、未だに孤立状態で、電気も通じず、食料などもヘリで搬送という状況に・・・ヤキモキしています。。。
住民の方々はもっとだろうなぁ~と思っていたら、
上空にヘリが!
支援物資として届けられていた“おにぎり”が原因?で食中毒が発生したという情報が。。。
緊急搬送もされたようで・・・本当に心配です。。。
みんな必死になって、道路の土砂や木々を撤去してくれていますが、想像以上に悲惨な状況であることは間違いなく、道路ひとつが通ることの大切さをひしひしと感じました。
昨夜、C先生からテレビでも報道されていた“五ヶ庄”の浸水の被害に遭われたおうちの片付けが大変で、被害に遭われた方が多く、たくさんのボランティアを必要とされているようです!
暑い中での作業などになるので、自分の身は自分で守り、頑張りすぎず、できることからでいいのではじめてみてもいいのではないでしょうか?
しかし、勝手に行ったり、何の準備もなく行くのは・・・逆にご迷惑をおかけすることになりますので、
“宇治市社会福祉協議会”の情報を見て、受付を済ませてからの参加が大切だと思います!
笠取でも民家がひとつ倒壊していました。
幸いにも、住民に被害はなかったみたいですが、おうちが土砂に壊された様子を見て・・・改めて、怖くなりました。。。
午後からは、ねえねのオジサマや帰省していたいとこのYoshihiroクンはこのおうちの後片付けに行ったり、Manabuクンは消防団として出動していきました!
オバアサマのお顔を見ることができ、本当に安心しましたが、昭和26年の水害のお話を聞きながら、約60年以来の大災害であることを知り、恐ろしいです。。。
“最新の被害報告”では、少しずつ道路が開通したり、水道が使えるようになったりしてきたようです!
でも、今まで通りの生活に戻るまでには・・・かなりの時間が必要だと思います。。。
ねえねの大好きな木々、林、森、山・・・水、川、池・・・キライになりたくないですが、ときには、恐ろしい牙をむく自然。。。
自然との向き合い方を真剣に考えないといけないのかもしれません。。。