西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

大阪、8月、ヤマダの逆襲

2009年07月29日 22時51分00秒 | 出演情報
 2004 PFFアワード観客賞『つぶろの殻』
 2005 CO2企画制作部門助成作品『堤防は洪水を待っている』
 2006 大阪アジアン映画祭参加『日暮れる窓』
 2008~『本当にあった怖い話』シリーズ…………。


 京都出身、あの山田雅史監督が、関西凱旋!


■『ひとりかくれんぼ劇場版』

場所 シネ・ヌーヴォX

http://www.cinenouveau.com/

8/1土~8/7金 12:40/16:40

8/8土~8/14金 20:45

※8/9日は休映 2日16:40監督舞台挨拶


「ひとりかくれんぼ 劇場版」予告



 そして……。


8/15(土)~23(日) 

■《山田雅史のダーク・ナイト》特別レイト・ショー

場所 プラネット+1

http://www.planetplusone.com/

A.「初期短編集」
   「RANCHI」1996/16mm BW→DV/3min
   「Coffe fish」1996/Hi8→DV/20min
   「髪の毛の河」1998/Hi8→DV/20min

B.「Riddle(最終版)」2001-09/ Hi8→DV /60min

C.「The Record of the Cry from Deep Sea」2003/DV/19min
 「つぶろの殻」2004/DV/68min


D.「堤防は洪水を待っている」2005/DV/50min
 「日暮れる窓」2006/DV/20min

E.特別上映.「ほんとうにあった怖い話~特別編」50分

8/15(土)18:30~C 20:00~E&監督トーク 21:30~B

8/16(日)19:30~A 20:30~D

8/17(月)19:30~A 20:30~B

8/18(火)19:30~C 20:30~D

8/19(水)19:30~B 20:30~A

8/20(木)19:30~D 20:30~C

8/21(金)19:30~A 20:30~C

8/22(土)19:30~B 20:30~D

8/23(日)19:30~C 20:30~D

一般1プロ:1200円/3プロ:3000円

会員・学生1プロ1000円/4プロ2000円

※初日Eプロ&トークは回数券提示で無料


 私、河村宏正出演の『日暮れる窓』は、Dプログラムにて上映。


Sunset window



 8月は、山田ワールドにどっぷり!


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よ~い、アクション!

2009年07月28日 15時56分00秒 | Weblog
 26日の日曜日は、映画『テンロクの恋人』(渡辺シン監督)の最終撮影日。

 http://tenrokuhunter.tuzikaze.com/

 寄席の観客役でお集まりいただいたエキストラの皆さん、総勢なんと80人程。ロケ場所であるレトロな建物「豊崎東会館」は、朝から熱気に包まれていた。

 お客さん役の皆さま方の大半が到着された直後、外は一転どしゃ降りの雨。中には迷って到着が遅れてしまった方もあったようで、誠にお気の毒であった……。

 そして撮影は、10時過ぎに始まる。
 当初は興味津津だったエキストラの皆さんも、時間が経つにつれてテンションが下がっていく。特に待ち時間がいけない。我々にとっては当然慣れっこになっている待ち時間も、一般的には20~30分が限界であろう。スタッフの数も少なく、お客さんに対応しきれていない。

 そこでキャストの桂三風さん登場。この道24年というプロの噺家は、やはり存在感が違う。会場が一気に明るくなる。

 三風師匠のワンマンショーのお陰で、しばらくは活気を取り戻した客席であったが、やがてシーンが変わり、三風さんも舞台袖へと引っ込む。そして正午……、腹も減り始める時間帯……。

 トイレに立つ人、冷房が寒いと訴える人、ブイブイ文句を言いだす人……、また段々とお客さんのテンションが下がっていく。ちょっと危ない、不穏な空気が流れ始めるのを感じた。まさか暴動が起きたりはしないだろうが、作品そのもののイメージダウンにも繋がりそうで、やや心配がよぎる。

 辛抱堪らず、遂に私、客席前へとしゃしゃり出る。悪役のオッサンが、いったい何を始めるのかと、お客さんも一瞬退かれた感はあったが、サングラスを外して喋り始めると、皆さん食い入るように私に注目して下さる。
 私の拙いトークで繋いで、なんとか次のシーンの撮影へ。

 どうにか12時半頃までには、寄席シーンの撮影も無事終了。出口でエキストラのお客様方を送りだす。「楽しかった」の声も多くいただき、胸を撫で下ろす。

 エキストラの皆様には、心からお礼を申し上げたい。
 ご協力、誠に有り難うございました。感謝!


 午後からは、近くの小学校跡に場所を移しての撮影。
 ちょっぴりアクションもあったりして、終始和やかに進み、日没とともにクランクアップ。ほぼすべての撮影が終わった。

 今回も、たくさんの素晴らしい出会いに恵まれた。それこそが何より代え難い充実感となっている。

 映画『テンロクの恋人』に感謝!

 完成披露は、9月以降の予定。


 実を言うと、昨日は体中痛かった。膝に青痣も見つかった……。


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SON南大阪ネットワーク(ブックマークを追加)

2009年07月22日 18時14分00秒 | お知らせ
 ブックマークに「SON考古学研究所」を追加。

 http://son.studio-web.net/

 「SON南大阪ネットワーク」は、私が大阪芸術大学在学中に所属していたサークル。
 以下、その「考古学研究所」ページからのコピー。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「SON南大阪ネットワーク」とは?
「SON南大阪ネットワーク」は1980年、大阪芸術大学の学生が中心となって作られた「ミニコミFM放送サークル」です。
当時学生の自己表現の手段として流行していた「ミニコミ誌」という紙媒体としてのコミュニケーションメディアがありました。この「ミニコミ誌」を電波媒体に置き換えて表現したいと考えた学生たちが集まり、学生寮や文化住宅など学生が多く住んでいる地域を選んで微弱FM電波の送信所を設置。南大阪各地でいわゆる「100メートル放送局」のネットワークを作ったのが始まりです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 このHPでは、かつて「SON南大阪ネットワーク」に所属していたことがあるOBやOG、番組に出演した経験がある方、またリスナーの方やご協力いただいた方などの関係者を探しています。

 「SON南大阪ネットワーク」をご存じの方、また友人知人にその関係者がいらっしゃる方は、上記のHPまたは下記の「SON南大阪ネットワーク付属」考古学研究所」のページからご連絡ご一報下さい。
 


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ヤフーニュースの怪しい男

2009年07月22日 02時22分00秒 | Weblog
 現在撮影中の映画『テンロクの恋人』(渡辺シン監督)が、YAHOOニュースに掲載されました!

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090721-00000013-minkei-l27.view-000

 写真奥のテーブルに、怪しい男が3人……、真ん中が私です。

 先日は、この「テン恋」チームで飲み会。まだクランクアップ(26日)前の大規模な飲み会というのも、私としては初めての経験。


 皆仲良し、チームワークばっちりの渡辺組です。


『テンロクの恋人』
http://tenrokuhunter.tuzikaze.com/


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バージョンアップ

2009年07月16日 16時45分00秒 | お知らせ
 いつも当ブログ「西向きのバルコニーから」をご愛読いただきまして、誠に有り難うございます。

 さてこの度、gooブログ「カスタムレイアウト」テンプレート化計画第3弾により、本日よりバージョンアップ。右サイドバーに新しいモジュールが追加されましたので、それぞれのモジュールについて、上から順にご紹介します。

■ 時計
  現在の時刻を表示。
  (お使いのパソコンに設定されている時刻が表示されます。標準時ではありませんのでご注意下さい。)

■ 暦
  ズバリ、本日の日めくりカレンダーです。

■ 文字サイズ変更
  小2、標準1、大2、全部で5段階に文字の大きさを変更出来ます。
  条件に合わせて、ご利用下さい。

■ メッセージ
  当ブログ管理者である私、河村宏正に直接メッセージを送れるようになりました。
  「メッセージを送る」をクリックした後に表示されるフォームにご記入の上、送信して下さい。
  (これにより、コメント欄でメッセージを公開されることなく、要件を伝達することが可能になりました。)

■ アクセス状況
  当ブログへの訪問者数(IP)と、閲覧回数(PV)を表示しています。
  本日(16日)表示の数値を例にとると、昨日(15日)1日で、143人の方にのべ450回ご覧いただいたことになり、また当ブログが開設された2005年11月当初より、昨日までにのべ12,369人の方に40,875回ご覧いただいたことになります。
 

 以下は、ほぼこれまでと同様です。

 バージョンアップされた「西向きのバルコニーから」を、今後とも変わらぬご愛読ご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。


※今更ながら数ヶ月前から、ブックマークに、映画「フールプルーフ」と「テンロクの恋人」を追加しました。
 どちらも私が出演する作品です。今後の展開にご注目下さい。

しあわせプロローグ(京阪京橋駅)

2009年07月14日 17時00分00秒 | ステンショから
 京阪本線「京橋(きょうばし)」駅。

 私にとっては、京都在住時代も大阪に移り住んだ今でも、墓参りに行く際の乗り換え駅。
 OBPを始めとするオフィス街がまだなかった昔は、今以上に庶民的な空気が漂っていた。私が「大阪臭さ」を初めて体感した駅。

 先日、この駅近くのよみうりテレビで、ある番組のオーディションを受けた。この局にオーディションで行くのは2度目。役者としては『デスノートthe Last name』のエキストラ出演でのみ。残念ながら、この局での役者やタレントとしての仕事は、それ以外にはない。

 ただマネージャーとしてなら、何度か行ったことがあった。
 今から20年程前、読売テレビで『ざまぁKANKAN!』という番組があった。当時関西の夕方に放送される番組としては、ダウンタウン出演の『4時ですよーだ』(毎日放送)や、圭・修出演の『素敵!KEI-SHU5』(関西テレビ)といった吉本芸人が司会する番組の人気が高かったが、これに対抗するような形で、松竹芸能の森脇健児&山田雅人のコンビで、月金の夕方5時台に放送されていた番組である。

 この『ざまぁKANKAN!』に、一人のアイドル歌手が準レギュラー出演していた。成知由梨(なるちゆり)である。
 「関西発」というのがひとつの売りでもあり、大阪の某事務所に所属していたのだが、実は私、この事務所でほんの2か月余り、マネージャーとして働いていたことがあった。

 ライブコンサート、レコードキャンペーンと、様々なイベントに同行。その時、やはり準レギュラー出演の番組がある読売テレビには、度々通った思い出がある。

 You Tubeを探してみたら、あった。丁度その『ざまKAN』のイベントシーンのようである。


成知由梨「幸せプロローグ」



 そしてもう1本。関西では「阪急ドラマ」などと呼ばれ、金曜日の午後7時から放映されていた、少年少女向けのドラマシリーズのひとつ。ちばてつや原作の『新1・2・3と4・5・ロク』。
 彼女のデビュー曲『しあわせプロローグ』が主題歌となっている他、自身も役者として出演している。


新123と45ロク.wmv



 知ってる人、憶えている人、います?


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PFF

2009年07月12日 12時45分00秒 | 出演情報
 第31回ぴあフィルムフェスティバルは、いよいよ今月17日から、東京で開催。

 http://pff.jp/31st/

 【会期】2009年7月17日(金)~7月31日(金)
 【会場】東京国立近代美術館 フィルムセンター

 ……てことで、何年か前の先付け映像をば!(私も出演!)


Boss`s Longest Day ?



  既に今年度の入選作となり、私も出演している『chain』(加治屋彰人監督)は、19日(日)17:00~と、24日(金)19:00~のプログラムで上映!


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タマらん痛い思い出

2009年07月10日 17時49分00秒 | Weblog
キ×〇マねじれ手術、安田団長が精巣捻転(サンケイスポーツ) - goo ニュース


 1981(昭和56)年3月16日夜。私は京都の実家から、下宿するアパートのある富田林へと向かっていた。
 股間に微かな痛みを覚え始めたのは、途中の電車内であったと思う。特に近鉄に乗り換える際、発車のベルが鳴る急行列車に駆け込んだその時、痛みの度合いがかなり増していたことを憶えている。

 最寄駅で下車。アパートまで5分程の道を、痛みに耐えながら、ガニ股で歩いた。

 アパートの部屋で炬燵に入り、下半身を温めてみたが、一向に痛みは治まる気配なし。それどころか、むしろ余計に痛くなってきていた。激痛というやつである。段々息も荒くなってくる。

 実家に電話で相談。すぐさまホーム百科で調べてくれた母が言った。

「睾丸捻転症かもしれん。はよ病院行って捻れてんのを戻さんと……」

 自分で119番をして、独り救急車に乗り込む。
 やがてある病院に到着するも、「これはウチでは駄目です」と言われる。たらい回しである。そして、堺市の病院へ担ぎ込まれる。

 最初に診た医者先生曰く……。

「遊んだんか?」

 なんでやねん!? どんな遊びしたら、こないなことになるっちゅうねん!?

 結局、副睾丸炎と診断されて、即刻入院。
 しかし尚も痛みは退かず、患部が赤く腫れだし、2~3日後には通常の3倍から5倍程の大きさに腫れあがる。
 毎日湿布をして、2週間ぐらいで、腫れ痛みともに退くも、患部に感覚がない。
 数日後、首のリンパ腺が腫れ、高熱に見舞われる。

 1週間程、熱の下がるのを待ち、4月10日、手術。
 「これがホンマの局部麻酔」なんて、洒落にもならない。
 しかしさすがに急所とあってか、麻酔がしっかり効かず、手術中の4時間、「痛い痛い!」の叫び通しであった。

「河村さん、これね、血管のとこで捻れてね、血が行かなくなってたんですよ。もう半分腐ってきてますよ。だからもう取りますよ」

「はい……、お願いします……」

 結局、私の右睾丸は、摘出された。

 手術が終わって、縫合されている時、看護士が医師に尋ねた。

「先生、病名は?」

「睾丸回転症。回転レシーブの回転!!」

 病名を、初めて聞いた瞬間であった。


 安田団長、取らんでよかったね。
 お大事に!


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