西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

バリウム

2006年03月31日 00時42分01秒 | Weblog
胃の検査でバリウムを飲んだ。

胃カメラは二度と嫌だと医者に言ったら、バリウムならいいだろうということになった。まあバリウムなら過去3回経験はあるし、大丈夫だろうと承諾した。

しかし、前の晩8時以降飲食はできず朝飯も食えず、検査前に炭酸顆粒飲まされてバリウムいっぱい飲まされてお腹パンパンでやや苦しい。そんで検査終わったら下剤を飲まされ…、その下剤が効いてくるのが6~8時間後というまた中途半端な時間…。
お陰でその後の予定はキャンセルして、まっすぐ帰宅。

まあ確かに昔に比べればバリウムも飲みやすいものになったし、胃カメラの苦痛を思えば楽と言えるのかもしれないが、案外ハードな一日となった。

アホちゃうか2

2006年03月30日 00時17分59秒 | Weblog
先日「町会規約」なるものが配布されてきた。
その中に、面白い文字を見付けた。

それは「兆階調」…。恐らく「町会長」の変換ミスであろうが…。その他にもこの文書の中には、信じられないほど誤字脱字が満載。中には日本語が通じないような文法的な間違いもあった。

いくら田舎の小さな町内会とは言え、大人が集まって作ったんだろうに…、誰も気付かなかったのだろうか?それに「規約」というものは言わば「法律」や「条例」にも匹敵する重要文書。その中身がこんな無茶苦茶な内容とは…。

学力低下は、もはや子供だけの問題ではない。
まったく、情けない限りである。

謎の箱

2006年03月29日 01時56分56秒 | Weblog
早朝、バルコニーから下を見ると、玄関先の門柱の横に、何やら箱のようなものが置いてあった。
箱はやや大きめでプラスチック製らしく、白いボディに赤い蓋がしてある。
こんな朝早くから何が…?そしてその中身は…?

猫でも捨ててあるのだろうか…?でもひょっとして猫の死骸だったりして…?もしかして人間の体の一部だったらどうしよう…?まさか爆弾ってことはなかろう…?けど年百万円もの現金が入っていたら嬉しいな…?いずれにしても警察に連絡しなくてはなるまい…。

そして、恐る恐る玄関に出て箱を見てみると……、な~んや、宅配用の牛乳BOX!蓋を開けてみれば、中に小さなビンが2本。
どうやら牛乳宅配業者の誤配であったらしい。ご近所の○○ムラさんと間違えたようなのだった。

それにしても、早朝から色々と想像を巡らせてくれて、なかなか楽しい間違いではあった(笑)。

ご主人様

2006年03月28日 00時06分02秒 | Weblog
時々、こんなセールスの電話がかかってくる。
「ご主人様ですか?」

我が家には兄がいて私がいるが、父が亡くなって以来、正式な所帯主は一応母になっている。では我が家のご主人様って、いったい誰…?少々答えに困ってしまうのである。

また、こんな電話もかかってくる。
「奥様はいらっしゃいますか?」

兄も私も独身だし、果たして80歳代の母を「奥様」と呼べるのかどうか…?これまた返答に困ってしまう。
やむなく「おりません」と答えると、「ではまたいらっしゃる時にかけ直します」だって…。いつ電話してきても、我が家に奥様らしき人は、当分いる予定はないのだが…。


まったくどいつもこいつも…、世の中にはまともな「ご主人様」もまともな「奥様」もいない家庭があるということを理解した上で、電話をしてこい、バカモノ~!!

アホちゃうか

2006年03月27日 05時00分00秒 | 短歌
 「アホちゃうか」「何でアタシがアホやねん」アホも分からぬ女はバカや


「アホ」と「バカ」という言葉の受け取り方による、男女のすれ違いをテーマにした短歌である。

男女に関わらず、最近の関西の若者の間では、「アホ」を使っただけで喧嘩になってしまうというケースが増えているのだそうだ。
元来関西では、「アホ」では喧嘩にならず、「バカ」を使って初めて喧嘩になるというのが、通例のパターンであったと思うのであるが…、最近は関西弁の柔らかいニュアンスも通じなくなってしまったというのか…?

まったく、嘆かわしい昨今の関西人である。
カム・バック・ザ・関西弁!!

脱フォアグラ

2006年03月26日 06時19分58秒 | Weblog
病院での血液検査によると、またも肝臓の数値が上昇傾向にあるという。原因は脂肪肝。肝臓に脂肪が溜まるという、言わばフォアグラ状態なのである。

今の今どうこうといったことはないのだが、油断してそのまま放置していると、肝硬変を始め重大な病気につながることも考えられ、注意をしなければならない。
実は脂肪肝は何年も前から指摘されていることで、その都度ダイエットをして体重を落としたりもしてはいるのだが、数値が正常に戻ってくるとつい油断してしまって、また数値が上がってしまう…、ということを繰り返している。

20歳代のガリガリヒョロヒョロだった私をご存知の方なら、恐らくそんな今の私を想像できないことであろうが…。

まあとにかく、また間食を止めることから始めてみることにしよう。

ドイツを断念

2006年03月25日 02時13分59秒 | Weblog
残念ながら、ドイツ行きを断念することにした。

当初ギリギリの予算で計画していたのだが、甘かった。結果的に予想した予算を大幅にOVER…。
現在ほとんど失業中の身の私としては、無理もできない。よって泣く泣く、キャンセルすることにした。

しかし『モスリン橋の袂に潜む』は、今後他の海外の映画祭に参加する可能性もあり、まだまだ私の海外渡航も夢ではない。
まあ、せっかくパスポートも取ったことだし…、またの機会にってことで…。

吼えたい

2006年03月24日 00時36分59秒 | Weblog
WBC2次リーグの韓国戦に日本が敗れたゲームで、イチロー選手の吼えているシーンが、何度もTV画面に映し出されていた。
彼はゲーム後「自らの野球人生で最も屈辱的な日」と語っていたが…。

私はここ数年…、いやもう10年以上になるだろうか、時々無性に叫びたくなることがある。それも街中を歩いている時、電車に乗っている時、深夜部屋で独りの時…、様々な状況でその衝動が突然襲ってくるのだが、その場その場でなんとか自分を押さえてはいる。

私の人生、それほど屈辱的なものでもないと思いたいのではあるが…。
イチロー選手のように、一度思いっきり吼えてみたい気もする、私である。

春分の日

2006年03月21日 21時56分00秒 | Weblog
今日は祝日、春分の日。我が家の玄関には、日の丸が掲げられた。

思い起こせば15年前のこの日、私は父の入院する病院にいた。そこで父の主治医の口から出た言葉は「あと2、3日…」、つまり死の宣告であった。
3月1日の入院以降、スポーツ好きの父には、大相撲春場所での貴花田(当時)の快進撃を毎日病床に伝えた。そして「センバツはまだか?」と春の甲子園を心待ちにしていた父であったが、奇しくも選抜高校野球大会の開会式の日が、父の告別式の日と重なってしまった。

間もなく父の命日、3月24日。今年の墓前への報告には、王ジャパンの世界一や私のドイツ渡航など、明るい話題がいっぱい。今は亡き父の喜ぶ顔が、目に見えるようである。

合掌。南無阿弥陀仏。