西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

「へばの」を観て下さい

2009年01月31日 14時20分00秒 | Weblog
 またまた勝手に告知! 

 当ブログでも何度かご紹介した、友人の木村文洋氏が監督し、他複数の友人知人諸氏が関わっている映画『へばの』が、本日より3週間の予定で、東京にて劇場公開。

 ポレポレ東中野
 http://www.mmjp.or.jp/pole2/


映画「へばの」予告編



第38回ロッテルダム国際映画祭 Bright Future部門正式出品作品
第9回ニッポン・コネクション映画祭 NIPPON DIGITAL部門正式上映作品
第32回カイロ国際映画祭 International competition for Digital Feature Filmsシルバーアワード受賞作品
第9回TAMA NEW WAVE コンペティションノミネート作品

『へばの』公式HP
http://teamjudas.lomo.jp/

『へばの』公式ブログ
http://teamjudas.exblog.jp/

『へばの』mixiコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3787800

木村文洋監督インタビュー
http://www.holic-mag.com/holic180/index3.html


 私が木村文洋監督と出会ったのは、4年前に制作された『バロック的狂躁曲』(神農了愛監督、第2回CO2助成作品)。
 失礼を承知の上で申し上げるが、少々間抜けな助監督というのが、彼の第一印象であったが……。
 その彼が、4年後にこんな映画を作るとは……、いやはや誠に失敬であった。これだから人間は分からん。だから人間は面白い!


 3月には大阪でも公開されるとか。今から楽しみである。

フタを開ける貴方に敬礼

2009年01月31日 09時24分00秒 | マンホール
 つい先日も書いたが、マンホールネタは人気が無い。

 特にmixiだと、足あとが極端に少なくなる。他のネタなら、いつもは20~30人の方に見にきていただいているのに、タイトルを「○○のフタ」とした時は、5~10人程度止まり。

 私自身は、マンホールのお陰で随分と勉強させてもらっている。その地方や地域独特の、地理やら歴史やら文化などを学べる。
 例えば奈良県橿原市のマンホールから、市章~金鵄~神武天皇~紀元2600年~楠トシエとつながって、それがまた京阪電車や初音ミクにまで波及して、何だか全然関係のないはずの情報まで、頭に入ってきたりする。 それがなかなか面白い!

 いっそのこと「○○のフタ」ってタイトルを控えて、わざと興味を惹きそうなタイトルに変えようかとも思ったが、いやいや、そんな騙しうちみたいなこともしたくない。(いつも馬鹿馬鹿しいタイトルで翻弄させてしまっている皆様には、ごめんなさい)。

 正直言うと、写真だけはまだだいぶストックされているので、懲りずにこれからも小出しに紹介していきたいと思う。


 ここで止めたら、身も蓋も無い。


 あ……、写真はこの間市役所前で見つけた、カラー版です。

自分探しの旅芸人

2009年01月29日 18時24分00秒 | 出演情報
 午後、テレビの番組表を見ていたら、CSのTBSチャンネルで『名探偵キャサリン』を見つけた。

 実は私、この番組に2度エキストラ出演したことがあった。そのひとつが、たまたま今日放送されていた「宇治川殺人事件」の回。
 撮影されたのは、確かもう6年も前のこと。数ヶ月後に地上波でON AIRされたはずなのだが、私自身しっかりと見た覚えがない。

 ……というわけで、見てみた。
 http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/d1242.html

 しかし……、私はほとんど写っていなかった。

 主人公らが聴きこみに入った居酒屋の客という設定だった私だが、辛うじて写っていたのは、右肩のみ。
 まあ、エキストラなのだから、そんなものである。

 改めて番組表を眺めれば、『名探偵キャサリン』は明日も放送の予定。それがまた、5年前に私がエキストラで参加したはずの「旅芸人一座殺人事件」の回。
 http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/d1243.html

 京都鴨川の川原で話をする主人公らの背景で、腰かけて話す男性2人連れだったり、歩いている中年カップルだったり……、そんな設定で撮影されたと記憶しているが、実はこの回も、私はON AIRを見ていない。


 さて、明日はビデオに録画して、見てみるとするか……。

50円のソフトクリーム

2009年01月28日 18時59分00秒 | 関西ですねん!
 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090127/1023153/

  昨年、大阪にも出来たスウェーデン生まれの家具チェーン店「IKEA(イケア)」。

 実は大阪鶴浜店の開店数か月前に、神戸のポートアイランド店にも行っていたのだが……、中身は全く一緒。チェーンどこの店へ行っても、店舗内の構成はほぼ同じというのも、売りのひとつらしい。

 感想をひとことで言わせてもらうと、ハンズや無印のデッカイ版という感じかな?
 なかなか楽しめる店ではあるが、日本人関西人感覚にどこまで合って定着していくか、これからの課題は多いだろうと思う。


 IKEAオリジナルの50円ソフトクリームは、オススメです!

ゴリラは何も悪くないよ

2009年01月27日 12時30分00秒 | 短歌
 少し前のニュースになるが、気になっていたので、書くことにする。

http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000901190003

「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」

 この短歌に賛否両論、と言うより、批判の声がネット上を中心に数多く飛び交っているようだ。

 オノマトペ(擬態語・擬声語)は、短歌の代表的な技法のひとつで、これまでにもたくさんの歌が残っている。

「べくべからべくべかりべしべきべけれすずかけ並木来る鼓笛隊」 永井陽子
「カラコロロ・カサコソ・タタタッ収骨とよばるる作業の音かわきゐつ」 川 明
「いずこより凍れる雷のラムララムだむだむララムラムララムラム」 岡井隆

 いずれも名立たる歌人らによる、名歌ばかりである。


 昔、私がとある短歌大会の授賞式に出席した際、ひとりの受賞者がやり玉に挙げられていたことがあった。「これは短歌ではない」とクソミソに批判する人もいれば、「これこそが短歌だよ」と褒め称える人もいた。同じ作者のひとつの作品でも、そんなにも意見が分かれるものなのかと、驚いた覚えがある。しかも授賞式の席での話である。

 短歌に限らず、芸能や芸術といった分野では、「これが正解」と、答えをひとつに絞ることは不可能に等しい。例え賞を獲得したところで、反面批判を受ける場合も多々ある。果たしてその賞ににどれ程の値打ちがあるものなのか、疑問に思うこともある。

 私は、たまに手紙に拙作の短歌を添えることがある。すると「素晴らしい句をありがとう」という返事をよくもらう。
 「ここで一句!」なんぞと叫んだあと、五・七・五・七・七をブツ奴もいる。
 あの……、短歌は「一句」じゃなくて「一首」と数えるんですけど……。
 さてゴリラの短歌を批判をした人々は、恐らくそれぐらいの常識はあるだろうと思いたいが……?

 「ぼくゴリラ~」という作品も、未熟さ幼さを感じることは確かではある。しかし、作者がこれを機に短歌の世界に没頭するようなことがあれば、どんな歌人に成長するかもしれない。可能性を秘めた短歌であり、また作者であると思う。

 私が思うに、賞や批判に一喜一憂し過ぎることなく、今後も己の道を邁進してもらいたいものである。

 最後に猫を詠んだ拙作を二首。


 ニャニャニャニャニャチュチュチュチュンチュンニャニャチュンチュン電線に雀ベランダに猫

 出身は野良でございと雨水を飲んでゴキブリムシャムシャニャーゴ

一宮市のフタ2

2009年01月26日 09時09分00秒 | マンホール
 さて、mixiではグンと足あとが減る……、つまりは人気が極端に悪い、マンホールネタである(苦笑)。


 愛知県一宮市(いちのみやし)のハンドホール。

 キャラクター「いちまるくん」については、既に当ブログで紹介済み。
 http://blog.goo.ne.jp/uma8097/e/898169d4f7febdad55b6b25aac79b4bf

 その「いちまるくん」の周りには、仙台や平塚と並んで、日本三大七夕祭りと称される「一宮七夕まつり」がデザインされている。


 私には、まだまだ知らないニッポンがある!


 (※)友人「k1-yanto」氏提供。
 ヤント君によれば、50cm×30cm程の大きさとか。仕切弁のフタとしてはやや大きめではあるが、人が入れる大きさではないので、やはりハンドホールの部類と言えよう。

近鉄道明寺駅

2009年01月24日 14時32分00秒 | ステンショから
 近鉄南大阪線&道明寺線「道明寺(どうみょうじ)」駅。

 菅原道真(すがわらのみちざね)ゆかりの寺「道明寺」や「道明寺天満宮」が、駅名の由来。
 真言宗の尼寺「道明寺」には、道真の伯母の覚寿尼がいて、道真が大宰府に左遷され九州へ旅立つ際にも、この寺を訪ねたとされている。

「鳴けばこそ別れも憂けれ鶏の音の鳴からん里の暁もかな」

 道真が、伯母との別れを急かすように鳴くニワトリを詠んだ歌のお陰で「ニワトリは天神さんが嫌いな鳥」とされ、祭りの料理にも鶏肉を避けるなどの気遣いが残っているとか。
 また道真が大宰府へ発った後、覚寿尼が毎日お供えしていたご飯のお下がりが、やがて病に効くと評判が広がり、乾燥貯蔵された糒(干し飯)が、現在も桜餅などの和菓子の材料としても使われている「道明寺粉」の原点のようである。

 道明寺天満宮では、毎月25日が縁日。小規模ながら出店や骨董市なども開かれている他、1月25日の「うそかえ祭」もちょっと変わっていて面白いし、梅園は梅の名所としても名高い。

 ……と、偉そうに紹介している私も、学生時代、何人かの友人や先輩後輩の住まいを訪問した際に、この駅を何度か利用していたものの、天神さんに参拝したのは、実は大学を卒業してから、ずっとずっと年月が過ぎてからのこと。


 ご近所にこんな名所があったとは、まさに灯台下暗しであった。

道明寺で会いましょう!

2009年01月23日 02時14分00秒 | 関西ですねん!
 毎年1月25日、初天神の日に、大阪藤井寺市の道明寺天満宮で行われる「うそかえ祭」。
 http://www.domyojitenmangu.com/usokae.shtml

 一昨年より私たち夫婦の恒例行事となっていて、今年もこのお祭りに参加する為に、パートも休みをとっていた妻であったが……。年明け早々喪中となってしまったので、誠に残念ながら、今回はパスすることにした。

 いつもは、事後報告するだけのこのブログであったが、今年は早くから告知して、ゆるいオフ会にしたいなぁ……、などという企画も考えていただけに、夫婦共々、落胆している。

 その代りに……、と無理にお願いするつもりはありませんが、このブログをご覧の皆さん、どうか明後日の1月25日は、道明寺天満宮へ足を運んでみて下さい。

 ちょっと変わっていて、珍しいお祭りです! なんだか心があったかくなるお祭りです! お祭り見物というよりも、参加型のお祭りです! けど何も難しくありませんし、怪しくもありません。特にお近くにお住まいの方なら、是非一度体験してみられることをお勧め致します。

 そしてもしも、このお祭りの楽しさをご理解いただけましたならば、そしたらまたどうぞ来年もいらして下さい。
 私たち夫婦も、来年こそはまた参加したいと思っています。


 来年の1月25日こそは、是非是非、道明寺天満宮でお会いしましょう!



☆2008(平成20)年1月29日の当ブログ。
http://blog.goo.ne.jp/uma8097/e/48caab338e37e50b20f0ff714f57afa5

☆2007(平成19)年1月27日の当ブログ。
http://blog.goo.ne.jp/uma8097/e/8692d6a735a1897329a56df4cb115d0e

京阪特急の唄(京阪三条駅)

2009年01月22日 09時43分00秒 | ステンショから
 京阪本線&鴨東線「三条(さんじょう)」駅。

 私が山科に住んでいた頃は、この駅が大阪へ行く際の拠点駅のひとつになっていた。
 枚方にいた祖父の家に行く時、大東へ墓参りに行く時などは、大概この「三条」駅か、隣の「四条」駅を利用する機会が多かった。

 当時山科からは、いくつかの市営路線バスが走っていて、三条へは49号系統のバスを利用していた。

 あれは私が高校生の頃だったか、ご近所から犬を貰い受け、祖父の家に届けたことがあった。バスケットに入れて運んだのだが、途中でオシッコをしないか心配しながら、自宅から三条駅までタクシーで向かった。三条駅に降りた途端、犬はバスケットを飛び出し、駅の片隅でオシッコをした……、そんな思い出もある。

 鴨東線が開通して駅が地下へ潜ったのは、私が大阪に移り住んだ後のこと。今では駅周辺の景観も、随分と変わってしまった。


 実は昨日も京阪で出町柳まで乗っていったのだが、どうも「三条」と聞くと、未だについ電車を降りたくなってしまう、私である。


 こんな懐かしい動画を見つけた。

京阪特急の唄 天満橋から三条へ