主役を待つ間に、マクロ撮影の条件下(撮影距離=カメラ~対象間、約1m)に停まったアキアカネが、ポーズをとってくれる時が有ります。今回は、細密撮影に徹して、アキアカネの複眼の拡大撮影を試みました。
必ずしも Just-Pint ではありませんし、フォーカス範囲も狭いのですが、私にとっては初めての確認です。
R7+100-400x2、f=800㎜、ss=1/1600,F=1/16, . . . 本文を読む
印象的な漢詩に「偶成」の名が許されるなら、写真にも許されましょう。
生物界屈指の飛行の名手トンボの飛翔は実に多彩で敏捷で、ターン、ホバリング、バック、等々、意図して撮影するのは困難であると、常々諦めがちでした。
この日は、天候条件は申し分ないのに、主役に逢えぬ合間に、短いfで、逆光を厭わず撮ったところ、3羽(匹?)も写り、うち2羽は飛行姿勢で、逆光の中でよく目立っているものが、偶然出来上がりま . . . 本文を読む
モンキチョウ(紋黄蝶)が3羽戯れるように飛んでいますが、精確には、先頭の♀が必死に飛んで、後続の2羽の♂を競わせて、後継ぎ問題を解決しようという、真面目な営みなのでしょう。その意味でタイトルは少しピンボケ気味です。
これは、激しく小刻みに飛ぶ小型のチョウ3羽、比較的難しい対象ですが、新調のR7+100-400x2,で、一羽が脱落するまでの1分以上、150枚以上にわたって比較的うま . . . 本文を読む
信頼する先輩の情報で、クマタカを求めて県北西部の男体山に出かけてみました。
この男体山名の由来は判りませんが、最新のカーナビで目的地設定を試みると、必ずや日光の山しか出せなくて、閉口しました。
標高650m程度ですが、県内最難の岩山の尾根道で、国内外の難所を目指す人々の鍛錬コースだそうです。私が猛禽の出を待つ間にも、午前中に健脚コースを制覇した人が帰ってきて総着替え . . . 本文を読む
対岸にサギ・コロニーが有って、その上流側に隣接する細長い林が、オオタカの隠れ家、見張り所の一つとなるところです。
私はカメラの距離を稼ぐために、偶にその林の有る上流側の岸に待機します。適度に雑草などが繁って、身を隠すにも好都合だし、車も1~2台しか入れなくて、オオタカの警戒心を高めないと期待するのです。
しかしその日も大分待たされました。ふと下流側の木陰に目を遣ると、2~3匹の黒糸トンボが、カ . . . 本文を読む