1.《県最北のダムで初撮影》
盛夏に入って、さすがに出が悪くなりました。
止むなく、先輩方や地元民の方々の噂に従い、最北のダムに向かいました。ここは前に下見した折、交通も不便だし、路は狭いし、観察地も結構逆光が多いようで、あまり気乗りしなかったのですが…。
案の定、事務所近くには、大砲を据えてゆっくり撮影できそうな場所が見つかりま . . . 本文を読む
2.《2度目の訪問 … 逆光処理、2法の試み》
約3週間後、期待して再訪しました。(正確には、比較的好天の日=晴天・非強風・非無風・非高湿度=に6日訪問し、3週間後にようやく2度目の撮影ができた、という意味です。)
普段の撮影定点より約30㎞遠いこともあって、この日の到着は真昼時。
…20分後にふと見上げると、殆ど真上を飛行中。幸運 . . . 本文を読む
3.《悲喜交々 … 豪雨に祟られ、定点に戻る》
この日は8月も中旬の最後の日、(例のノロノロ台風も発生二日前で、)参考にしている三通りの天気予報も揃って好転したので、幸運を期して急遽出発。
しかし、道程の70%を超えた辺りから、雲の様子がおかしいのに気づきました。部分的ながら、『降れば土砂降り』という風情。三つの撮影定点をやり過ごし . . . 本文を読む
6月の出も順調で、13日出向いて、7日撮影できました。先月の失敗を教訓に、写真の歩留まりも少し上がったようです。
《 順光や近距離のメリット 》
距離200~260mの定点で、久しぶりに順光にも恵まれ、納得できる写真に近いものがとれるようになりました。(上から、R7+64x1.4、コンデジ(Sony RX10Ⅳ; 以下同様)、3枚目は遠距離に邪魔されて…。)
& . . . 本文を読む
5月に入ると、主役の出も大分増えてきました。12日出向いて、6日撮影できています。
しかし、遠距離、曇天や、逆光に加えて、生来のあわてん坊振りに悩まされて、成果らしい成果は有りません。
以下の4枚はいずれも典型的な逆光条件で、いくら弄っても、これらが精いっぱいでした。
特に4枚目は、花をマクロで写したままの遅速の条件(ss=1/125)で撮ってしまったものです。(他は、ss= . . . 本文を読む
3~4月は、撮影に出向いた日も月の半分以下で、併せて5日間程しか撮影できていません。
幼鳥の木止まりシーンです。(R7+64x1.4。)
啼きながら飛翔する幼鳥。(7DⅡ+64x1.4。)
飛翔するクマタカ成鳥。(R7+500。)
幼鳥の飛翔。R7+400x2。
この他、クマタカの定点に木止り . . . 本文を読む
0歳児のクマタカに見慣れてから一カ月ほど、先輩に分かれて午後の陽射しに期待して、ダイエットを兼ねて歩きました。
実は、自動車保険の走行距離予約の制限もあって、できるだけ出掛けないようにしているのですが、それでも、邂逅確率は相当高くなっています。
10分も歩くと、例の新幼鳥特有の啼き声が聞こえてきました。以前に比べ、大分力強い響きです。
枝止まり画像を撮ったところで、東方向に飛 . . . 本文を読む
今年は、どこに行ってもクマタカどころか”猛禽日照り”で、特に夏以降逢えていませんでした。一説によると、世界の事情から外国産材木と国内産材木の価格差が減ってきて、県北部でも伐採が盛んになってきているせいらしいとか…。
それでも知人らは偶に出逢っていたらしいのですが、私の場合、夏どころか秋も過ぎて、12月に入って、ようやく出逢うことができました。
その証拠写真 . . . 本文を読む
三つの祝辞をこの一報で申し上げます;
(1)先ずは杓子定規に、 『新年…』を祝して…。
(2)次いで、今年初めてのクマタカ撮影を祝して…。
(3)最後に、満2歳を過ぎた兄貴分の亜成鳥に換わって、その2歳年下の幼鳥の初お目見えを祝して…。
という訳で、上記(2)(3)のモデルは同一です。
. . . 本文を読む
この日は不思議な一日でした。
11時前に定点に着くと、見上げる尾根の辺りで、主役幼鳥の特徴ある啼き声が数回、幸先の佳さを感じました。
気になっている7DⅡ系のフォーカス微調整のデータを撮り終わって、13時を過ぎたころ、下流側で、凄まじい鉄砲音が連続3発。距離100メートル前後でしょうか、あまり遠くないところらしい。前に久慈河畔で、数十メートルの距離で発砲されたことが有りますが、そこは開けた地形 . . . 本文を読む
主役の眼玉を捉えたい…
10月に入っても、主役の出現は旺盛で、前半16日間で7日も撮影できています。
しかし、真面に撮れたのは僅かで、目の睨みに重点を置いて拾ってみました。
以下5枚はいずれも、64Ⅱx2Ⅲ+7DⅡ、1200㎜。
. . . 本文を読む
ここ数年、常々、逆光を託っている我々の後ろ約200mの所に、主役の止り木として相応しいような枯木が数本有ります。いかにも使い込んで糞で枯れてしまったような白い立木…。
私など、初見の時から、主役の座に相応しい、と思い込んで期待して視ておりましたが、そのうち、よくある昔日の光景、と諦めておりました。
8月の出現も例年になく多かったのですが、それにもまして、私がコロナから復帰した9月 . . . 本文を読む
こんな真面に降ったのは、何日ぶりのことでしょう?台風崩れの南風とはいえ、30℃を割ること2~3℃、ようやく熱中症から遠ざかった感じです。
このタイトルは、もう一つの大きな意味を含んでいます。
それは約2週間前、盛夏でも構わず姿を見せてくれるクマタカ一家に釣られて、多少の降雨でも構わず酷暑にも構わず6日間連続で、鳥撮に出かけたせいか、熱中症かコロナか分別出来ない症状に陥り、二日間寝込んだ後、三日 . . . 本文を読む
ここ数年、6~8月の暑い盛りのクマタカの出現率は殆どゼロだった。私たちはその理由をあれこれ考察し、自分及びエサ動物が涼しさを求めて、より高い場所に移動してしまうか、エサ取りなどの行動を、猛暑を避けて早朝か日没前後に変更しているのであろうと推察していた。
(不思議その1)それに比べ、今年は奇妙なことに、普通(盛夏以外の季節)に劣らぬ頻度で見受けられている。
暑さの . . . 本文を読む
この期間(4月~6月)で、12回ほど撮影の機会が有りましたが、像質がピンボケのようなものを少なからず含み、あまり納得できないのです。
梅雨期に入りましたが、明るい曇りなら無理に出かけてみましたが、やはり、
①当然ながら、近距離・明るい日照が望ましい条件です。
②逆に . . . 本文を読む