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男体山のアキアカネ

2017年08月12日 12時05分49秒 | 65.昆虫

信頼する先輩の情報で、クマタカを求めて県北西部の男体山に出かけてみました。

 この男体山名の由来は判りませんが、最新のカーナビで目的地設定を試みると、必ずや日光の山しか出せなくて、閉口しました。

 

標高650m程度ですが、県内最難の岩山の尾根道で、国内外の難所を目指す人々の鍛錬コースだそうです。私が猛禽の出を待つ間にも、午前中に健脚コースを制覇した人が帰ってきて総着替えしたり、午後から大廻りの難所コースに出かける人など、ほとんどが登山客でした。否、都合3~4日出かけた何れの日も、野鳥目的の者は私だけ。6月には、大きなレンズを東南の櫛ヶ峰(550m)方向に向ける人が一人いたそうですが…。

 

こちらの南面と東面が岩場だということですが、まるで人工的に削除したような岩壁で、ハヤブサとかイヌワシが巣作りしそうな凹穴が有ります。その下壁には猛禽特有の純白の糞が撒き散らされた跡が有りますから、過去に巣・休憩場所として利用されたことが有りそうです。過去に、という意味は、私が現在、数日x数時間観察した限りでは、この岸壁にアクセスするような鳥類は全く観察されなかったし、巣材らしきものも見えないからです。

 

 

 

 初日から、私と同年輩の一人の避暑客(下界が暑くても、この駐車場は風が有って涼しい由)と親しくなりまして、彼曰く、「斯様に不便なところに住まう人々は、必ずや平家落人であろう」と。確かに平地らしいところは無く、上下水道にも不便しそうなところです。平家落人説には、私も小林市での夏祭りにモノ侘しい笛や太鼓を打ち鳴らして山地から繰り出してくる一群の人々を思い出して、賛同しています。

今でこそ彼は一介の避暑客ですが、腕を怪我するまでは、何回も頂を極めた猛者で、そこには祠が祀ってあるそうです; 

 

 

不幸にして不信心な私には主役も現れることが無く、代わりに早目の季節感も入れたアキアカネをアップしてみました。

 

 

 

 

 ともあれこの駐車場は、徘徊するトビも眼下に見下ろせる好位置ですから、是非とも主役に出てほしいものです。

 

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