ここ暫らく、小山ダム周辺のクマタカ探しに熱中していて、オオタカとはご無沙汰しておりました。
それでも、偶には、県北からの帰りに、コロニーに立ち寄ってはいたのですが、殆ど遇えなかったのです。
ギャラリーも、殆ど居なかったり、県外の人々だったり、例の土木工事後は、出が悪くなったのは確かなようです。オオタカに限らず、ミサゴの回遊や飛び込みにも合えず、トビやノスリも見なくなっています。どうもやはり、数 . . . 本文を読む
前に、「オオタカとハイタカは大違い」と題して記述しました(昨年4月)が、最近、このタイトルに最適の画像が得られましたので、ご報告します。
県北部の小山ダムがクマタカ枯渇気味なので、少し南の十王ダムに移動したところ、地元の散歩者から、「朝早目に、大型猛禽が、♂♀でじゃれ合っているのを、先月末に見た」との情報。
早速翌日、私としては午前早目(10時ころ)に現着。少し . . . 本文を読む
ここでクマタカを書くのは、凡そ半年ぶりです。
その間、オオタカ観察も割愛して、高速料金を払って偵察を重ねていたのですが、空振りの連続でした。
探索場所は、真夏の暑い盛りは風通しのよい男体山辺り、その他は、十王ダムを含む小山ダム周辺。
その往復も、可能な限り、出逢えそうな道を選んでいます。大分前に、ふるさと何とか道路で、空(す)いた立派な舗装道路を斜めに長々と走る野ウサギを見かけた記憶が有るか . . . 本文を読む
全く久しぶり、漢文調に大げさに言えば、「久闊を叙す(キュウカツヲジョス)」というところでしょう。
何しろ、オオタカの写真データとしては、昨年9月以来、半年以上のブランクです。
年齢の所為か、グランドで熱中症もどきで倒れて、体調が戻るまで数カ月を要し、その後、半年近く、県北や神奈川県西部までクマタカを追いかけたりして、すっかりご無沙汰だったのです。
最近では、家族、そして私までが体調を崩し、入 . . . 本文を読む
実は今年も、久しぶりに飲酒した元日を除いて、私の庭先の延長である久慈川の畔(ほとり)を約1時間、メタボ対策を兼ねて、散策していたのです。
年末年始で、国の工事も、自治体の工事も休み、久しぶりに重機音が有りません。パトロール車の派手な回転灯も無し。観客も私一人、後は堤防を健康志向で言葉少なく歩くカップルなど。
野鳥たちも、久しぶりに静かな環境に戻って、自然の姿に戻るのではないか?、と . . . 本文を読む
世に不慣れなオオタカ幼鳥、トビ幼鳥、そして少し世慣れたゴイサギ幼鳥に纏(まつ)わるエピソードです;
ふと気付くと、砂洲の最下流辺りで、オオタカ幼鳥がゴイサギ幼鳥を抑え込んでいます。水まで近いのですが、水攻めはせず、生きたまま、うまく抑え込んでいます。
もう羽毟りを始めています。ゴイサギは、生気は失っていませんが、口も半分開けたまま、すっかり観念した様子です。てっきり . . . 本文を読む
今年は例年に無く、オオタカ成鳥が我々の眼前でゴイサギ狩りを見せてくれる一方、幼鳥が狩りをする姿が見られないので、幼鳥が晩熟(おくて)であることを感じ取った親が、狩の仕方を、身を以って教えているのではないか、と想像しています。(狩の要領は、昨日のブログで推察したような…。)
もし近い将来、成鳥の狩が見られなくなり、他方で幼鳥が真剣にゴイサギを攻撃する姿が見られるようになれ . . . 本文を読む
この日に関しては、オオタカ成鳥としては、不出来な日でした。
複数回、ゴイサギ幼鳥に狙いを定めてアタックするのですが、どうも一瞬、手遅れなのです。
私流の解釈では、 約100メートル離れた木の枝からじっと見ているはずの幼鳥に見習わせるために、わざと、「これを、こんな風に狙うんだよ!」と教え込んでいるような仕草です。
それは恰も、
狙いはゴイサギ幼鳥。成鳥は手強いし、 . . . 本文を読む
今年は例年になく、我々の目の前で、成鳥が餌取りしています。代わりに、幼鳥の狩の姿はまだ目撃していません。
私などは、親が子(幼鳥)に教育するために、 わざとこれ見よがしに、毎日一回以上の狩りをして見せているのではないか、とまで推察している次第です。(その所為か、失敗も少なくないようで…。)
この日も、午後出勤の私にとって、先人たちの「午前10時ころに、成 . . . 本文を読む
ここ久慈河畔の定点でも、今年は珍しく、オオタカ成鳥が、頻りと狩りをして見せます。その成鳥の出を待つ間に、対岸のサギ藪の上や、川の上流側や、後ろの田畑の上空にふと目をやると、幼鳥の飛翔を目にする時が有ります。
これは、暇に任せて、上流側の飛翔を、半逆光を承知で撮影したものです。
しかし次の瞬間、飛翔方向を変えたこの方角では、あの . . . 本文を読む
コロニー定点でオオタカを見なくなって久しい。
この間、家族接待を兼ねた県北の牧場でのクマタカ探し数回も、支配人の自慢話だけで、現実は空振り。
息子一家も欧州へ帰り、ようやくホッとしたところで、久慈上流へ向かう途中に、期待薄のコロニー定点に立ち寄ると、居る居る。中流に一人、下流の堤防上には数台の車と同数の砲列。
静かな中流に寄ると、S氏が一人静かな風情。 曰く;
「成鳥、幼 . . . 本文を読む
オオタカの捕食シーンは色々有名ですが、これは、2年前の8月半ばに撮影した、水中捕食のシーンです。(首都圏の公園の池で、カラスの群れの中の一羽を捕獲し、水に沈めて溺死させて捕食する場面は、NHK TVで放映されましたから、お馴染みですね。)
ここでの捕食対象はゴイサギでした。
初め、対岸砂洲の下流端のサギの群れの上を、下流から上流側に飛行し、約100m離れた地点に . . . 本文を読む
オオタカ幼鳥とゴイサギは、姿形・色彩が、互いに結構似ています。私は観察初め、白いサギの後ろを、ゴイサギがからかって追跡の真似ごとをしているものと誤解していました。
しかし写真で見ると、ご覧の通り。オオタカ幼鳥が、サギを捕食せんものと真剣に追跡しているのです。
サギも逃げるのに真剣です。上手なバレリーナのような身のこなしで、スルリと身を交わして . . . 本文を読む
・・・と言いたいところですが、「啼声の正体」だけで勘弁してください。
一週間前のこの日は薄日の射す日でした。午後一番、久慈河畔の定点で開店して待ちましたが、しばらくオオタカの気配が有りません。
むしろ、普段ならチュウヒが回遊して営巣中のアオサギの群れを驚かせる辺りで、何時になく、声だけ騒いで、飛び立たない時がありました。眼を遣ると、竹林すれすれに飛んできたものが、…、どうやらハヤ . . . 本文を読む
ここ久慈河畔でオオタカを観たのは概ね4ヶ月ぶりくらいです。ここでの営巣を止めてから、すっかり疎遠になった感じです。
当方としても、この冬は特に、涸沼のハイチュウ♂に凝ったのは確かですが、それでも週に何回かはチェックしていたのです。一昨日の小山ダム行では天気が定まらず、目当てのクマタカも気配が感じられなくて、久慈河畔に復帰する覚悟を決めたばかりです。
昨日は家族との昼食を済ませてから、最良の日照 . . . 本文を読む