このタイトルは、私が子供のころからの信念です。
むしろ、「ツミは日本最小の猛禽」などと専門書に書かれると、「あれ、いつ外されたの?」と、冥王星よろしく、識者に確認したい気分です。
ざっと65年も前ですが、九州小林市(宮崎県)での少年時代、九州山脈山麓の冬の寒気を劈(つんざ)く様に、「キチ、キチ、キチ」と力強く高啼きする様は、子供心にも、孤高を誇る生き方に憬れていたこともあり、キリリと引き締まる想いがして、印象深い情景です。
また同じころ、先輩に連れられて散歩中、先輩の空気銃で即死しながら、停まっていた電線をしっかりと両足で掴んでぶら下がり、落ちもせず、ただブラブラと揺れていた様は、さすが!、と感心したものでした。(おそらく真相は、死によって足指が丸く閉じただけのことかもしれないのですが…。)
また成長するにつれ、宮本武蔵に惹かれてゆくうちに、彼もまたモズを愛し、「枯木鳴鵙図(めいげきず)」の名画を残しているのを知った時にも、実に素直に同感できました。
どういうわけか、同じ構図の絵が、私の部屋の床の間にかかっています。ヤフオクで買ったものですが…。(これのみ、Pana. DMC-FZ10 で撮影、6月22日、写真差し替え)
以下に、ここ数年で、撮影定点の河川敷など、近所で撮影した写真をご披露します。
まず、春、縄張りの高啼きです;
次いで、後ろ向きですが、キジバトとの平和共存の1シーンです;
中々難しいですが、地上にも降りて餌探しです;
あまりの近さに、ここで許されるサイズに絞ると、画面をはみ出しました;
これは今年の芽吹きのころです;
昨年の晩秋の頃、心成しか寂しげ…;
子供のころから見聞きしていた早贄(はやにえ)等は、見つけ難くなっています。
今後のチャレンジ課題です。
どれを見ても、カッコいい嘴と、力強い足ですね。 小なりとは言え、恐竜の直径子孫ですから…!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます