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我が家の糖尿食(朝食)…加筆修正稿

2016年06月08日 22時33分27秒 | 老々介護・医療経験

約4年前、妻が「突然脱力」症状に見舞われ、半年間で3回も腰椎や大腿骨を骨折して、そのたびに月単位で入院して以来、自然に私が食事を作ることになりました。

大学院生時代(約50年前)に、朝昼兼用で学食、夕食でインスタントラーメンに刻んだキャベツと卵を1個入れて以来の自炊です。もう一度は、息子を妊娠中の妻が切迫流産とやらで何カ月か入院している時、保育所の娘のお弁当をキレイに仕上げたこともありましたっけ…。

 

その前から、糖尿歴の長い妻が教育入院から帰るたびに、紹介された配食制度に期待したことがありますが、カロリーが不正確なことと、内容が貧弱で、その割に高価なことが気になっており、初めから、自分でこなすつもりになっていました。

 

以下、老婆心ながら、Cal.は昔風には「大カロリー」と読み、kcal(キロカロリー) と同じで、80Cal.=1単位で、その重さは物によって異なるので、換算表に頼ります。

前に妻が制限を守れなかった原因の一つは、食事量の表現法が三通りも有ることが混乱を招いたようです;カロリー、単位、グラム。元来理科系に弱い妻は、全く理解できないようでした。

 

配慮すべきは、妻の摂取カロリー制限値=1400Cal./日と、骨粗鬆症対策としてのカルシウム摂取、私も含めた高血圧対策としての塩分摂取量制限です。

 

私は、病院栄養士からもらった食品管理表を参考に、飽きないためにも、朝:パン食で卵昼:麺類に肉夜:米飯に魚、毎食各種類満遍無く、平均450Cal.程度を目標に、細かいことは一喜一憂せず、血糖値は(血圧も)朝の寝起き時に制限値内に収まることと、定期的な病院の血液検査時のヘモグロビンアルファ1値を重視することにしました

 

私が食事の量と質を厳しく管理するようになってから、ヘモグロビンアルファ1値も着実に改善され、毎食直前の即効性インシュリン注射が不要になりました。(これにより、悩みの種だった低血糖症状ともお別れできました。)

 

このように大筋の食事管理は順調のようですので、「ウチの朝ご飯」をご紹介します。(写真は結構ピンボケ・手振れしていますが、強行突破です。

ここしばらく猛禽も出ていませんし…。)

 

一日300グラムが適量らしいですが、野菜摂取を重視しています。買い物合理化の都合上、冷凍物を活用します。初めは中国産も使いましたが、違法農薬も確信犯的に使っている節があるので止め、むしろ遺伝子組み換えの米国産や、日本の指導に忠実だと期待して、南米産を選んでいます。

妻は糖尿で感染症に弱いということで殆ど温めます。初めは茹でていましたが、茹で汁の着色具合を見て、栄養成分を損しているようで、今では可能な限り蒸して料理します。下図は、直径25cm程度の蒸し器に並べる途中の様子です。これに、ブロッコリーと大切りのピーマンが入ります。

(二人分にちょうどいいようです。娘一家4人が加わると、少し多めに並べて、二度蒸すことになります。)

 

 

中央の皿にミックス野菜(グリーンピース、玉蜀黍、刻み人参)、生椎茸、季節の野菜=玉蜀黍が載っており、外周をブロッコリー、さつま芋、鞘いんげん、大切りのピーマンが取り巻きます。このうち生野菜は、生椎茸、季節の野菜=玉蜀黍、さつま芋、ピーマンで、他は冷凍ものです。

場合によっては、中央皿の一角で、半熟卵を蒸します(8.5分間)。なお、一番長い蒸し時間は、広義の美容効果目的のさつま芋(皮ごと)で、約20分間です。緑色野菜は、茹で過ぎると変色して風味も落ちるようで、上記の範囲で適宜短くします。

 

これを18cm径の皿に盛ると、次のようになります(途中図)。

ある日、この状態で測ってみると、200グラム弱、次図のようにドレッシング後には230グラムでした。昼の麺類、夜の米飯でも野菜を重視していますので、ウチの野菜摂取量は、ひょっとすると300グラムに達しているかもしれません。

 

多少油分を摂取したほうが妻の肌艶に好いのではないか?、とコールスロー、シーザースドレッシング、焙煎ごまドレッシング、マヨネーズ、等で洋風味付けを行っています。何も味付けしないのは、隙間に押し込んだ丸ごとのプチトマトだけです。

 

  

野菜のついでに、血液サラサラ目的(みのもんた情報)のスライスして刻んだ生玉ねぎにシラスを混ぜた小皿を添えます(シラスは、一人5グラム見当、味付けはカツオや昆布のだし汁)。

 

最近のTV情報では、炭水化物に行く前に、タンパク質まで済ませた方が、血糖値の急激な上昇を防ぐので好いと言うので、牛乳(脳活性化目的で小さじ程度の砂糖+認知症予防目的でコーヒーを入れて、カフェオーレ仕立て)を摂ります。

 

ここで、半熟玉子の出番ですが、最近では妻の強い希望で、「ニラ卵」です。この時ばかりは、普段敬遠しているオリーブオイルを敷き、ニラを炒めてから、かつおだし汁とみりん・胡椒で味付けした溶き卵(一人1個充て)を広げます。手間を省くため、二日分作ってしまいます。

 

 

 ここで漸く、炭水化物の出番です。私は、ジャム・ママレードをつけて先の牛乳に浸して食べますが、妻は、強い希望で、先のニラ卵を挟んで食べています。昔どこかで口にした懐かしい味なんだそうです。

 

デザートを兼ねて、ブルガリア系のヨーグルトを添えます。ホントのデザートは、季節の果物を、三食別々に準備しますが、夕食はバナナで、お通じ対策です。

 

牛乳、ヨーグルト、さつま芋の皮など、カルシウムを期待できるものは、夕食で摂る方が望ましいという説も聞きますが、妻の場合、医者で処方されたカルシウム製剤を夕食後に摂取していますので、これでいいと考えています。

 

以上、私の目の覚め具合にもよりますが、概ね35分間ぐらいの調理時間です。

 

朝、どうしても忙しいときには、前の晩かその日の朝に、近所のコンビニで、カロリーを確認しながら、サンドイッチを準備します。これに我流のカフェオーレを加えます。

 

妻も初めのうちは、近いうちに回復して、主婦の座を奪い返す気でいましたが、今では、米飯炊きの準備と、毎食後の食器洗いを主に手分けしています。

 

なお、麺+肉+野菜の昼食と、米飯+魚+野菜の夕食は、後日…。

 

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