2~3年前から、ここ久慈河畔にもチュウヒの姿が再び見られるようになりました。と言いますのも、以前は、天然の芦原が広がっていて、いかにもチュウヒが出そうな雰囲気だったのです。
その後、護岸工事が進められ、その際使用するテトラポッドの類を現地生産する手法で、芦原を刈り払った跡地でコンクリート製品を乾燥させていたのを目撃しています。
今や、その芦原が復活しつつある、とでも言うのでしょうか?
それとも、北側(左岸側)の河川敷では、結構な芦原が残っているようですから、そちらで生き残っていたのかもしれません。
以下の写真に見られるように、外観だけではかなりトビに似ています。しかし目玉の色が、ここにあるように金色で、トビの黒目とは全く違います。勿論、翼角辺り内側の白斑も無く、逆に黒っぽい色も特徴ですが・・・。
また、アオサギたちも、チュウヒだからこそ、喉の奥から搾り出すような異様な声で一斉に叫び、ついには一斉に巣を離れて飛び立つのです。トビが近付いても、こんなに激しくは反応しません。また、ハヤブサが通過するくらいでは、声だけで反応し、巣から飛び出ることはありませんでした。
チュウヒの方では、そんなアオサギの群れにもお構い無しに回遊し、時に翻って急降下したりして、いかにも巣を襲うような仕草です。まだ雛の声は聞こえませんから、せいぜい抱卵中の親鳥を追い出して、その隙に卵でも頂戴する作戦でしょうか?
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