(2)合焦点保持の確認
少し対象を大きくして、大砲セットや旧来型コンデジで撮影し難かった小鳥の動体を試みました。出くわした場面の咄嗟の撮影と、敏捷な動きの撮影、です。
①飛翔するツバメの撮影
これは、大砲セットでは、殆ど成功していません。主な理由は、系が重くて、ハンドル付きのビデオ雲台でも、対象を捉えながら追跡してピントを合わせることが、本当に難しいからです。将来、堅さ制御のできるジンバル雲台なら、可能性があるかもしれないと考えています。しかし本機では、数百枚撮った中で、失敗らしきものはあまり有りませんでした。
久慈川河川敷。SS=1”/1600,f=220㎜、F=5、ISO=1600、記録10Mpix.を4.4Mpix. までトリミング。 手持ち撮影(記録サイズとSSを指定)。
6月初旬の晴天だが午後3時過ぎで、距離は70~80m程度。
長い時間、広い範囲で(視野中心だけでなく…)合焦していることが確認できました。
②水溜まりのコチドリ
必ずしも飛ぶ状態ではないが、チョコマカと動き回るので、捕捉合焦は容易ではありません。
久慈川河川敷。SS=1”/1600,f=216.7㎜、F=7.1、ISO=1600、記録10Mpix.を、4.5Mpix.までトリミング。 手持ち撮影(記録サイズとSSを指定)。
5月下旬の曇天だが午後3時ころで、距離は7~8m。目がパッチリと撮れている。
尤もここは、久慈川本流から100mも離れており、水が有るとはいえ、それは皮肉にも驟雨後の水たまりに過ぎないことが印象的だった。
前のツバメもそうだが、ISO=1600 と、普段使ったことがないくらい大きい。画質も粗く見える。
(3)合焦精度の確認
次のテーマの確認です。
③藪から出てきたキジ♀
偶然ですが、ある時、休耕田内の定点にカメラを据えて、リュック式のイスに座りましたら、右手20m程の藪から、キジ♀が出てきました。
実は先ほどから、ミシミシと、小枝を踏み拉く(しだく)ような音がしていたのですが、私が着座したことで私の動きが止まったことか、背が低くなって人間らしくなくなったことか、その両方の理由かで、安心して出てきたような様子でした。一度出てきたら、結構大胆に歩きます。後ろに雛が控えている母親の強さのような風情でした。
大胆に南から北方向へ、そちらには農道を横切った先に谷津田や小山が有るのですが、移動します。ところが、あと数mで農道というところで、軽トラックが遠慮なく通過しました。するとそのキジ♀は急遽引き返してしまったわけです。
村南部谷津田。SS=1”/100,f=220㎜、F=4、ISO=800、記録10Mpix. を、7Mpix. までトリミング。三脚使用(記録サイズを指定)。
6月中旬の晴天の真昼だが殆ど日陰、距離は18m。目に反射光が見え、合焦精度は良さそう。
地味だと思い込んでいた羽根色ですが、わずかに、橙色が散りばめられているに気づきました。
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