サネカズラの花。
平安時代の男性は、この蔓から取れる粘液を整髪料として使っていたとか。
「ビナンカズラ(美男蔓)」とも呼ばれる所以。
手前のボール状のものは実で、これから冬にかけて真っ赤に熟します。
実が美しい蔓植物なので「実蔓(サネカズラ)」
百人一首にもこんな歌が…。
「名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな」
この場合は「さ寝」の掛言葉になっているとか。
さねかずらのつたをたぐってあなたを人知れず連れ出して、一夜を共にしたいっていう。
イケメンくんにこんなこと言われた日には…。平安の人々は雅でロマンチックですなぁ(//∇//)
今日はギリギリ、日付が変わる前に更新(^^;;
おやすみなさい