冬至の初候は「乃東生」
乃東とはどうやら夏枯草(ウツボグサ)のことらしい。
なぜ、あえて(地味な)ウツボグサなのかなって思うのですが、この候は夏至の「乃東枯」と対になっていので、通常は冬に枯れるのに、冬に芽を出し、夏に枯れるウツボグサが選ばれたのかもしれないです。
でも、未だウツボグサの発芽を見たことがありません。webで調べてみると、種まきの季節は2月頃とも書かれているので、本当にこの季節に芽を出しているのかも謎です。
さて、そんな冬至の初候の北多摩。
森の中の赤も、随分と少なくなってきました。そんな中、目立っていたのが常緑樹の赤い実たち。
マンリョウ
クロガネモチ
クロガネモチ
クロガネモチの「モチ」お餅じゃなくてモチノキ科の「モチ」。直売所で買ってきたこちらもモチノキ科↓
ヤバネヒイラギモチ
やっぱりお餅を連想してしまいます(笑)
でもモチノキの「モチ」は食べる方の餅ではなくて、樹皮から鳥黐(とりもち)の原料を採ることに由来しいるんだそうです。
冬の森ではよく目立ちますね。
落ち葉をザクザク踏みながら歩く夕暮れ散歩。
いつもの生活とは切り離された、ゆっくりとした時間の流れを感じます。
近くの公園ではシモバシラ(植物)の氷柱が見られるとの情報。気温が下がったら見に行ってみたいと思います。
【今朝のおうちごはん】
・カボチャあんバタートースト
・ソーセージ
・自家製ピクルス
・ジンジャーバナナヨーグルトwith柚子ジャム
・インスタントカフェオレ
今日もいい日になりますように!