はじめに
前回の記事では、下図のとおり、相手チームの攻撃に対して、当方レシーブ陣をどの位置に構えさせて動きだすようにしかという、その最初にポジションを張る場所を指定したお話をいたしました。
相手のセッターがトスアップする直前のポジションですが、中衛センターとバックの両サイドが黄色シャツの位置にポジションを張ります。
バックセンターは一人バックラインの前に、ちょうど●が書かれてある付近に残っています。
これが、相手チームのセッターがトスアップする直前の当方レシーバーのポジション取りです。
この場所からトスが、オレンジシャツの前衛レフトにトスされた場合と、緑シャツの中衛レフトにオープントスが上げられた場合と、紫シャツのようにトスが乱れたり二段トスでネットから離れた位置から相手のレフトオープンがスパイクして来る場合とで守備位置を調整し直します。
さらに、レシーブポジションを取った後、ブロックの後ろになるのか、はたまたブロックがない位置で守備するのかということで、ポジションの取り方が変わるわけです。
クイックの攻撃が来た場合
相手のセッターがクイックを使ってきた場合ですが、その場合は下図のとおり、黄色シャツの位置にポジションをとっていたレシーバー3人が、赤シャツの位置に突っ込みます。
相手チームのクイックですが、これはリードブロックで対応できる速さですので、ブロックは必ず3枚跳ぶよう指示しました。
しかし、相手のアタッカー(オレンジシャツ)はなかなか、パワーや打点がありそのブロックを見て左右に打ち分けてきます。
その打ち分けて来るスパイクボールの落ちる位置が、アタックラインの前でサイドラインの50cmほど内側という状況ですので、まず、当方のバック両サイドを赤シャツ位置に突っ込ませるのです。
突っ込むタイミングはトスが、Aクイックに上がったという瞬間です。
アンダーのレシーブができる体勢から手を肩幅に広げた状態で突っ込むか、オーバーカットする形(どちらでも自分の得意なほうで可)で突っ込ませました。
中衛センターも黄色シャツから赤シャツに突っ込みますが、ここは慌てて突っ込まず、ブロックにワンタッチしたボールと、ブロック越えのフェイントに対応できる態勢で守ります。
中衛センターの位置には強打は来ないという状況を、当方ブロッカーが作った上でレシーバー3人がAクイックと勝負するというわけです。
本日ここまでです。
明日は、このポジション取りにおけるバックセンターの役割についてお話しします。
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