チーム立ち上げ（その７１・・・ゴム紐ネットの問題点（その１））

ネットも支柱もないという、２０ｍ四方の体育館に、ゴムのネットとコートを設けて、９人制バレーの練習を始めた松江のチーム。
なかなか、コート作りも手際良くなって、練習はそれなりに手際良くできるようにはなりました。

５月の連休明けになると、初心者のメンバーのパスも、ややつながるようになってまいりました。
そこで、既存の６人制コートを利用してその中央にゴムのネットを張り、ここでミニゲームを楽しむこととしたのです。


しかし、やっぱりそこは通常とは違う環境下でのミニゲーム。
選手にはどうしてもできない練習と、逆に修得した特殊な技術がありました。
今日は、どうしてもできない練習についてお話します。

できない練習
ゴムネットではどうしてもできない練習。それはブロックの練習でした。
もちろん、ブロックの練習も色々な方法ありましてネットを使わずにするものもあるわけですが、ここで言うブロックの練習というのは実際のスパイクをネット越しにブロックするという練習です。ミニゲームの中でやろうと考えたのですが、これができないのです。

理由は分かりますよね。
ネットの高さに張った細いゴム紐というだけですので、スパイクの当たりが悪ければ、ボールがブロッカーの顔面直撃という事態になりかねません。

ましてや、ミニゲームでは、手にボールを当てるのもやっとという状態の初心者がスパイクすることだってあるわけです。ブロックには恐ろしくてとてもいけるものではありません。

一時期、器用な末松係長が、アタッカーに背中を向けてジャンプし、ブロックをするという背面ブロックに挑戦しておりましたが、うまくいくはずもなく、実際の試合では使えそうにありません。
結局、ミニゲームの時はもっぱらノ―ブロックでスパイクさせるという状態になったのです。

まあ、仕方ないですね。
こういう不便さが出れば、また、体育館探しも必死になりますから、それはそれで、良しとしなければなりません。
明日は、身につけた特技の話をいたします。

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