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練習に集まるようにするのは、指導者の力
「練習に選手が集まらないから、強くならない・・・」とぼやく指導者には、「私に言わせれば、まだまだ、甘いな・・・・」と言ってきかせます。
そんなことを理由にしていたら、一般のクラブチームやママさんではなかなか勝てないでしょ。だって、そのくらいの悩みはどのチームも抱えていることですものね。
そんなものは、選手のテンションを維持し、練習を活気づけるのもの指導者の仕事、練習に来れないようなさまざまな状況があってもなお、練習に参加させるような(できれば、選手自らが参加したくなるような・・・)、そのような練習や人間関係を構築することが大切だと思うのです。選手のせいにせず、指導者の力不足を反省すべきだよと言って聞かせます。
練習が辛くて練習に来れない場合
学生や実業団にあっては、練習参加は選手の義務のような側面があるから比較的そのような事態に陥ることは少ないと思いますが、それでもなお、選手は練習を辛く感じるときもあるわけで、勉強や仕事を理由に練習を休もうという心理状態になりかねない場合があります。
どれがいいということはないですが、いくつかの方法を上げますと
練習は義務だと申し向けて、強制的に練習に参加させる。
問題の選手に影響力を及ぼせる選手(キャプテンや親友等)を使って、練習参加を呼び掛ける。
事前の対応として、指導者は技術的な指導のみでなく、チームとして成り立つための考え方について、練習後の訓示で姿勢を示しておく。
選手個々の心情にも目を向けながら、うまくテンションを保つよう配慮した指導をする。
選手には日ごろから練習の目的や方法をよく説明し、それぞれの選手に期待している役割をできるだけ明確にしてやる気を起こさせる。
楽しい練習を企画する。
それで、練習を休むようであれば、思い切ってレギュラーから外しかありません。
ただ、最近の風潮として無理はしない・・・。つらい時は休んでもいいんだよ・・・・という風潮があるような感じもして、このことが、仕事や社会生活で困難にぶつかったとき、耐えられない人間になりかねないか…・・という、不安もありますね。
その辺のバランスも、指導者としては見極めが難しい部分だとは思います。
仕事や塾の都合等で来れない場合
こういうものについてもですね。基本的には理解してあげます。
一方で、関心が高まるような内容に練習を工夫し、選手に期待していることがさりげなく伝わるような接し方をしていけば、仕事を調整つけたり、塾をサボって練習に来てくれることがありますよ。
努力している状況があれば、それを認めることは、他の選手にもよい影響を与えます。
所属するクラブチームの選手がクラブカップの全国大会日程と稲刈りの日が重なって出場できないという問題が生じ、チームメートで稲刈りの手伝いをし、その後みんな一緒に全国大会に出発したことがありました。
今年パラリンピックの冬季大会に出場したアイスホッケーチーム日本代表の話ですが、彼らは全国から月1回東京などに集まり、しかも、スケートリンクが空いた時間に練習するということで夜中の3時とか4時とかに練習していたということでした。
要は、指導者の意気込み、選手のやる気の問題だと思うのですね。
都合で集まれないなら、仕方ないじゃないですか。
集まった人員で、パーツごとの練習をしたり、個人の技術アップの雨の練習をしたり、なんでもできるのです。
そのような工夫をしながら、練習内容も、チームの雰囲気も皆が、楽しみにしてテンション上げて参加したくなるようなものにするよう、指導者は工夫と努力をしなければならないと思うのです。
結論
思ったとおりにメンバーが集まらない。そのような状況は一般のクラブチームやママさんになればどこにでもある事情ではないでしょうか?
選手が集まらない場合が生じるのは想定の範囲内と考え、指導者はこれを打開するための対策を考える、工夫と努力を怠ってはならないと考えます。
魅力ある指導者になり、面白味があって、効果もある練習をしていくと、選手は必ず、頑張って練習に参加します。
そして、このように力を尽くした上で「来るものは拒まず去る者も追わず」の姿勢で臨まざるを得ないと考えます。
こちら↓のエピソードも参考にしてください。
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