１０３・・・ゼロから始めるライトスパイク（その２）

はじめに
昨日までの練習で、１、２、３のリズムで助走とジャンプをし、最後にボールをキャッチするための方法を修得できたら、いよいよスパイクの練習に入ります。

ダイレクトスパイクですね。
まずは動画を見て下さい。

２５０８０３ライトスパイク練習（その２）

 練習のポイント
アタッカーには「１、２、３」掛け声をリズムよく声に出させながら助走やスパイクをさせます。

コーチは次の点を注意します。
「１」でボールを投げます。
「２」で頂点に達するような高さのトスを投げます。
「３」でちょうどアタッカーのヒッティングポイント付近にボールが行くように投げます。

以上の３つを注意してトスを投げて下さい。
投げる方も結構難しいのです。
コーチもこれができないと、アタッカーはタイミングもボールを捕らえる位置もバラバラとなっていつまでもスパイクできません。
「ボールを良く見てジャンプしろ」等と言っても、新人選手は見た結果、どのように動けばいいか分かりません。１，２，３のリズムで動作すれば、自然とスパイクが打てるという場所に、ちょうどよいタイミングでボールが行くようにトスを投げてあげることが大事なのです。（ここ、とても重要です。コーチの腕の見せ所ですよ。）

また、ライトスパイクのイメージを掴むために、ダイレクトの練習する場所は、コートのライト寄りで行いますが、この時、アタッカーはネットに向かって真っすぐ走り込ませます。

そしてその対面からトスを投げます。

そしてその次が大事です。
アタックはトスを投げるコーチの正面に向かって打つのが理想です。
また、アタッカーから見て少々コーチよりも右側にスパイクするのは、まだ、オッケーですが、逆に左側に行くようなスパイクを打たせないようにします。

ここをしっかり守って練習してください。
その理由は、明日お話します。

コーチがやや右によってトスしたボールをダイレクトスパイクする時は、できるだけストレートに打たせてください。
コーチのほうにとんでくるコースに打たせるのは、あまりよくありません。

スパイクは最初から最後までストレートに打たせるようにするのです。
本日ここまでです。 

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