ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

ネットプレーの裏ワザ(敢えてブロックさせて切り返す)

2011年01月11日 11時42分30秒 | 速攻中心のチームを作る

はじめに
9人制バレーボールの速攻を色々考えるうちに、我チームの中心選手に3枚のブロックが来ることを逆に利用して、そこからリバウンドをとり、切り返す戦術を教えようと思い立ちました。
で、どの場所でそれを行うのが効率いいのかというのは後で説明するとして、まず、その攻撃の基本的な方法について説明したいと思います。

リバウンドの次の着地が大事
下図を見て下さい。この裏ワザに関係する選手だけ記載しました。
我チームは5番の選手(赤シャツ)と6番の選手(オレンジシャツ)のみ記載しています。
で、5番の選手に対し、相手の3枚ブロックが来たらそのブロックに対して当方の5番の選手は赤シャツの状態で上にボールを弾いてブロックに当てリバウンドを取りにいきます。
するとボールは●→のとおりブロック当たった後、放物線描いて自分たちのコートに落ちてきます。
このリバウンドを取るという技術は身長の低いチームでは絶対に必要な技術ですからここはしっかり練習しておく必要あります。

でも、大事なところは次の着地なのです。
ここで、かなりしっかりと意識して腰を落として着地します。
極端に言うとしゃがむ感じであり、下図のとおり赤シャツのとおりリバウンド取ったら、ピンクシャツのとおり、着地後しっかりと腰を落とします。
ここを手抜きすると次のプレーがうまくいきません。
頑張って、腰を落とします。

ボールを低い位置で待ってボールをネットに当てる
で、上記図のピンクシャツのとおり、しっかりと腰を落とした状態でリバウンドのボールを待った上で下図を見て下さい。
のボールをオーバーパスでネットに当て、→●→とボールをネットに跳ね返らせます。


リバウンドのボールをオーバーで処理する理由
ここで敢えて腰を落とし、オーバーでネットに当てさせる理由についてお話します。
このプレー、アンダーパスでもできなくはないのですが、そうすると次のプレーもアンダーでしなくてはならなく可能性が高くなります。
もちろん、ネットに当てたボールをアンダーで処理し、とにかくまずはつないで組み立てなおすというのでもいいのです。しかし、それが通常のママさんのプレーですので、そこに相手が予測しない攻撃を仕掛けるという意味で、ネットに当てた後のボールを、いきなりセミくらいの比較的速いトスにしてほしいのですね。
そのため、最初のプレーをピンクシャツのとおり腰を落としてオーバーで行い、次のトスアップは、青シャツのとおり膝を伸ばし少し余裕を持って、行えるようにし、流れの中での身のこなしをスムーズに行えるようにしておくのです。

トスまでの一連の流れ
ちょっと練習が必要なのですが、できなくはありません。要は慣れなのですから・・・。次のとおり一連の動きとして感覚を掴み、ダンスを覚えるように身をこなす練習をしていくのです。
1・・・
ブロックに当ててワンタッチを取ったら、
2・・・腰を落としてボールを迎え、オーバーでネットに当てる。
3・・・ネットに跳ね返ったボールをオーバーでセミくらいのトスにする。
という流れです。

相手は3枚ブロックに来ているから、次のブロックは1枚~2枚になることは確実なのです。

で、実は、この後にもうワンプレー鹿児島のママさんには要求することとしたのですが、そちらの記事もどうぞよろしくおねがいします。

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2 コメント

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Unknown (せれまま。)
2011-01-11 13:04:49
オーバーで、できるだけとることは、本当に大事ですよね!調整もしやすいですし^^
その後のセミトスが、クィックくらいの早さで打てれば尚更いいのですが。。
だいたいは、崩れたりしやすいので、オープンにふりますね。。笑

私の目標の1つにしたいです!!
返信する
おそらく・・・ (磯野)
2011-01-11 19:42:55
おそらくですね、せれママさんのハートの熱さがあれば、克服できそうな気がしますね。
この際、是非頑張ってみてください。
明日の記事まで見た上で、器用な選手と組んで是非挑戦してほしいですね。

実業団上がりの選手やAクラスの選手を翻弄するには持って来いの戦術ですから・・・。
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