エースアタッカーに対するブロック対応練習（３枚ブロックを破る）

全国大会を前に、相次ぐアタッカーの私事やけがにより、事実上センタープレーヤーのＭ君一人しかアタッカーがいないという問題に直面した私たちは、
アタッカーが一人であれば、ブロッカーもまた一人。
相手レシーバーもまた、一人だけと勝負するという戦術が使えるように練習しました。

練習のポイント
この練習におけるポイントは次のようなところになります。選手は一生懸命練習に取り組んでくれました。不利そうに見えても、実際不利であっても、バレーボールの試合は決してそのままそれが試合結果に現れるとは限らないものです。
そのことを理解した上で、やはり、最後まで色々な方法を検討し準備してみるものだと思うのですね。

サーブに対して
まず、サーブを落とさないようにする。レシーブはセッターに返さなくても大丈夫。とにかくコート内に上げ、これを磯野とＫが二段トスする。

スパイクの方法
スパイクは、ブロックの上を抜いて、できればワンタッチを取って、バックラインを狙ってスパイクする。
アンテナそばのトスはブロックに当ててブロックアウトを取る。
短めのトスはインナーを抜く。
ブロックされることを想定してバックレフトはブロックのフォローに入る。

エースアタッカーに対するブロック対応練習


スパイクした後のポジションチェンジ
サーブカットからの攻撃が終わったら私（磯野）がセッターポジションに入り、Ｆがライトオープンに移動してブロックとスパイクに参加するというものです。
このことによって、ラリーが始まれば速攻を使うことも可能となるようにします。

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宮崎県出身の転勤族です。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々としながら、今年宮崎県に戻ってまいりましたが、宮崎県をはじめ各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等を紹介しています。
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