ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

練習試合における目標の設定

2011年06月07日 07時53分09秒 | チーム立ち上げ

はじめに
9人制バレーボール練習方法について御紹介しておりますが、練習試合というのは、一番の総合練習になります。
適度の緊張がありますし、心理戦も、フィジカル面も実戦さながらの経験を積むことができます。
ですから、練習試合に勝つことが大事ではありますが、その前に、自分たちのプレーを試して、色々検証してみるというのが大事だと考えるのです。

練習試合での目標
もちろん、勝ちに行きたいのはあるわけですが、その前に練習でやってきたプレーがきちっとできるかということが大事であると選手には伝えたのです。
これはチームを立ち上げて、自分たちのプレーが試合で通用するのか否か全くわからないチームにおいては極めて大事なことなのです。

サーブレシーブとサーブに力を入れて来たのですから、サーブレシーブをきっちり上げ、Cカットからでもサイドアウトを取るといったプレーができないといけません。
そのことによって、相手チームに点差を空けられないようにするというのが一番の目標です。
その上で、当方のサーブの時、サーブで相手を崩してチャンスボールを取り、コンビネーションで攻撃して、相手との点差を広げようというのが今回の戦い方でした。

目標を明確にした上で、どのプレーが通用し、どのプレーが通用しなかったのか・・・この点をしっかり把握しておきたいのです。

数少ない試合をする機会(おそらく、宮崎のチームにとって、大会まで最初で最後になる・・・・)ですから、勝ち負け以上に、目標を明確にして不足分を明らかにしておかなければなりませんでした。

選手に伝えたこと
選手には、次のようなことを伝えて意識の統一を図りました。

練習通り、サーブカットを決めここからサイドアウトを取る。
相手サーブの時には精度の高い攻撃でサーブカットを切る。
当方がサーブの時には思い切った攻撃を使う。
点差はサーブで崩したチャンスボールからコンビネーションで仕掛けて空けに行く。
サーブの上位陣は2本目のサーブも勝負に行ってもよい。

後は声を出し、絶対に孤立しないこと。

以上です。

選手はサーブレシーブとサーブに集中して試合に臨みました。

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2 コメント

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選手に伝えたこと (mint)
2011-06-19 20:14:09
「選手に伝えたこと」は
私の所属のチームで必要なことかなぁ・・・と思いました。

「目的をもって挑む」って事が伝わってきました。


話は変わりますが、磯野さんのチームはレベルがものすごく高いです☆すごいな~と思いながら読ませていただいております。サインプレーや多種多様の攻撃で。私の所属のチームは市大会で1勝・2勝が目標のチームです。でもがんばってますよ!!近い未来県大会に行きたいです。いつの日か「優勝」って言葉を伝えたいものです。(笑)
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mintさんへ (磯野)
2011-06-19 22:24:00
頑張ってください。
実は、このブログで紹介しました鹿児島のママさんチーム。
2年半前、郡大会の予選を勝ち上がれないというチームでした。
そこに、速攻を取り入れたのがきっかけとなって、選手の意識が変わり、自分たちのなりの戦い方を目指して、この4月、ついに郡で優勝し、県大会に出場しました。
県大会では厳しい戦いになったようですが・・・。

でも、レシーブがしっかりしておれば、かなり戦えるようになるものなのです。

サーブレシーブとサーブがものを言うと私は考えていて、ここから先手を取って巧みな攻撃を仕掛ければ、少々の身長差は十分に覆すことができます。

私はmintさんのバレーボールに対する健気な姿勢がですね、バックから攻撃陣を盛りたて、勢いを生むチャンスになるような気がするのです。

今、お持ちのハートを大事にしてですね、チームメートや監督と相談しつつ、チーム力アップを図ってもらいたいものです。

頑張ってください。
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