はじめに
私は、通常の練習の時にもビデオをなるべく撮らせるようにしました。選手がどういう動きをしているかについて、自分が球出しをしていると、見えないときがあるからです。ボールを処理している選手以外の動きを知る必要がありますし、プレーがうまくいかないとき、その原因を探るのにはスローの再生が結構役に立つのです。
当然、練習試合はビデオを撮りますので、そのビデオは細かく検証していき、対策を立てていくのです。
ぼろ負けの練習試合のビデオで見えたこと
11月初旬に行った練習試合は、取り組もうとしていた速攻で自滅。
5セットして、1セットも取れずというふがいない結果に終わりました。
確かに力負けは認めますが、1セット目の立ち上がりはそこそこ競ったこと、2セット目以降はぼろ負けだったことについて、その要因を見ておく必要があります。
1セット目の立ち上がり、10点すぎまで競った状況を見てみると、レシーバーはかなり集中して動き、ボールを拾っています。つなぎもよく、点を取ったのはライトオープンからのスパイクと中衛センターがCクイックの右側に入って打つ時間差のセミ(結構高いセミだけど、決まってるんですね。)。
全員が声を出し、思い切りのいいプレーをして点を取っているのです。
点を失ったのは、強気の速攻でのミス。
それと、最初からしっかりマークされているレフトオープンへの平行トスが見事にブロックの餌食になったこと・・・。正に、目指そうとした速攻での自滅ですね。
あとは、相手チームに一人いたずば抜けた選手の活躍です。
しかし、逆に考えると集中力を持って声を出し、気持ちを込めたプレーをすれば、従来通りの戦い方でもいい勝負ができるということなのです。
そこで、相手チームが追いすがる当方をどこでどうやって突き放したのかを見てみました。
核となる選手の活躍
やはり、ポイントとなったのは相手チームの核となる選手の存在でした。
この選手は、キャプテンでもエースアタッカーでもありません。
前衛ライトに入っている若い選手なのですが、身長がありバレーボールをよく理解していると思われる、うまい選手でした。
この選手のことは、話には聞いていたのですが、聞きしに勝る素晴らしい選手だったのです。
この選手の活躍ぶりは次のようなものでした。
ブロック
下図のとおり外側から2枚目に位置(赤いシャツの選手ですね。)して、当方のレフトオープン(緑シャツ)をしっかりマークしています。
身長があるので慌ててジャンプしません。
見極めたところでスッと手を出し、当方のレフトからの攻撃をことごとくブロックしていくのです。
サーブカット
サーブカットも下図のとおり、3番の位置で中衛センターと共にコートの中央を守ります。
バックライトの選手をもカバーしている感じで、バックライトにサーブを狙っても、下図のとおりスッと右により、オーバーカットで完璧な返球をするのです。
ほんとに、うまいのですね。
すみません。図面(写真)の都合で続きは次の記事にアップします。引き続きお読みいただくと嬉しいです。
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