はじめに
練習計画や戦術の説明等は、学生であれば指導者が黒板(今はホワイトボードですかね・・・。)に書いて説明し、できるだけ選手に書き写させるようにしたほうが、しっかり理解させることができます。
しかし、ママさんの場合は、そこまではちょっと大変ですから、プリントで配布するという方法で行います。
当然プリントは読む暇なかったという選手も現れますが、そこはあまり厳しく言わず、読んで来た選手がトップに立って練習要領を皆に伝えるのに貢献しますから、それだけでも、結構助かります。
練習の中にはちょっと苦しかったり、面白味のないものも登場します。しかし、練習目的を理解したり、その練習が続く期間をあらかじめ承知しておくことで、選手は集中力を持って練習に取り組むようになります。
計画の概要は概ね次のようなものになります。いつ頃の期間にどのくらいの練習をするということが選手に分かるようにしておき、具体的な練習メニューはその時期の直前に知らせます。共通認識を持たせることが大事だと考え、プリントは結構配りました。しっかり読んで来るのは3~4人ですけどね、それでも0人よりずっとましなのです。
練習計画
11月~12月初旬(導入期)
練習の方向を理解させ、意識を変えていく。
声を出すことの大切さや新しい練習メニューを覚えて、それを効率よくこなしていく方法を覚えて行く。
練習試合の分析と対応方法の検討
12月初旬の大会では、コンディション作りやメンタル調整の方法を体得する。
12月中旬~1月末(鍛錬期1・・・個人の体力・技術向上期)
2月から行う、速攻中心のバレーのレベルをどの程度に持って行けるかを見極めるための個人の知力や技術を上げる時期。
フットワークや筋トレ、ランニングパスやワンマンスパイク等、体力と技術双方のレベルアップを図る練習をする。
この間のパス、トス、アタック、ブロック、レシーブ等の出来不出来を見て、4月までに完成させるコンビネーションをどの程度のものにできるか判断する。
苦しいところだが、春に向けて頑張りどころ。
年末年始の過ごし方(体調崩したり、食べすぎたり・・・)に注意する。
2月(鍛錬期2・・・・チーム戦術練習開始)
コンビネーションを作っていく。レシーバーを含めたサインプレーの練習。
サインを覚え、出し方と出すタイミングの習得。
3月(完成期・・・・チーム戦術の検証と調整)
練習試合をしながら戦術を検証し、コンビネーションを調整していく。
相手のスパイクに対するブロックとレシーブのコンビネーション確認と守備戦術の修正を行う感覚を身につける。
ライバルチームとの練習試合を組んでビデオ撮影し、相手の戦術分析をしておく。
大会3週間前にコンディション調整のための、ビルドアップを入れる。
4月初旬(調整期)
12月の大会で行った調整方法の実践。
練習試合で感覚を磨く。
4月第2週・・・・大会
コンディションとメンタルを調整し、速攻中心の攻めを展開。ベスト4まで進む。
試合の結果を検証して、今後の方針を検討する。
っとまあ、こんな感じで表にし、それぞれの選手に期待するプレーやそのために必要な練習方法等もいくつか棒人形で書き入れて配布したわけであります。
この後、具体的な練習方法や戦術を順に紹介させていただきますので、よろしくおねがいします。
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明日も練習試合なので、出来不出来を確認しながら、次にいかしたいです^^
ここ何日かの「ライトセミの打ち方」とても
興味深く読んでます。。。
私もレフトセミのポジなのですが、
最近新入部員があり彼女がレフトがいい・・
ということで、ライトセミに移動になりました。
ライト側のヒッティングポイントが全く分からず
コーチにアドバイスを受けながら、今まさに
頑張ってる最中です!
先日あった、体はボールより左側・・・を意識しながら
昨日の練習はやってみたのですが、
自分を通り越した玉を打つ。。。
何て難しいんでしょう(><)
ストレート打ちはボールの左側を叩く、
頭では分かってもポイントがずれてるので、
体は左に傾いたまま、手の平だけストレートに
向いてほぼフェイントです(笑)
「気持ちは分かるが・・・そりゃないよ~」と
突っ込まれてます(^^;)>
練習でイメージ通り出来るように、何回も記事
読ませてもらってますが、脳と体が連動しなく
なってきた今日この頃、イメージだけで終わりそうです(笑)
若者に負けてられないので、チームが勝つためには
練習頑張るしかないですね。。。
1週間で上手くなる裏技あったら、是非お願いします!!!(*^^*)V
新しいチームに行って、一番最初に考えることは、ハートに火をつけることなんですね。
色々教える前に、それが大事だと思うのです。
そのために、気持ちをうまく乗せるように、新しい練習にも慣れてもらいながら、やっています。実際彼女らが悩んでいるほど下手ではなかったのですよ。
練習試合のぼろ負けも、結構早く対応でき、実はこの後、別の日に行った練習試合で、5セット全部勝利したのです。
もちろん種と仕掛けを講じました。考えてみると、せれママさんが昨日言われたように、ママさん選手は結構どこのポジションでもこなせるようになっていて、そのためか新しいフォーメーションでも、比較的スムーズに対応するのかもしれないですね。私は丁寧に指導しようとしても、考えるまでもなく簡単にやってのけて、こちらのほうがびっくりすることもありました。
運動センスはあるんですよね。ほんとに、主婦のパワーには恐れ入ります。
で、そのときの戦術をここに紹介してみようと、今考えているのです。
はじめてライト打ちをするのなら、ダイレクトスパイクから練習させてもらったほうがいいと思います。
あるいは、子供さんに協力してもらって、公園で秘密練習というのもあります。
明日、図を書いて明後日(12月5日の朝)ライトセミの練習を号外で出しますね。
いつも、熱心にお読みいただき感謝します。
後は努力に勝る天才なしですから・・・。
頑張ってください。