通過点ブロックの動画をどうぞ
手前の白シャツのチームの右から4番目の選手は身長が172cmしかありません。
垂直跳びも70cm程度です。
ブロックでは、それほど十分な体勢でジャンプはできませんので、ブロックが他のメンバーより低いのですね。
手首から先くらいしか出てないところもあります。
しかし、コースとタイミングを合わせれば、1m90cm前後の相手レフトオープンの選手と互角の勝負ができますし、
Aクイックのブロックに行った後、時間差のセミクイックにもブロックに行ってボールに触っています。最後は、相手チームがフェイントしてこれを味方が拾いブロックアウト取って、ポイントを上げています。
まだ、当時はワンタッチで味方コートにボールをもらうというところまで、発展させるには至っていませんでしたが、なんとか打点の高いスパイクに触るための方法としては、通過点ブロックを用いていたのです。
ここから、発展させ味方コートにボールをもらうという通過点ブロックを戦術として取り入れるようになってきたのです。
ブロックの裏ワザ・・・身長の低い選手が行う通過点ブロック
やる気があって、気持ちで負けなければ、こういう戦術も使えるわけですね。6人制バレーボールでは、かなり有効な戦術で、最近よく見ます。
で、この後、このブロックの方法を使っても、相手コートに落とせないのなら、味方のコート方向にワンタッチでボールをもらって、二段トスで切り返そうというようなプレーに発展させたのですね。
その戦術を鹿児島で採用しようとしたのです。
偶然ですが、最後の2段トスの足が短くなっています。このトスミスに見える短めのトスもブロックを減らすのに役立つと考えています。
セオリーどおり行かなければ相手チームも混乱するのですね。
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体力に瞬発力、技術も。
あのネットの高さで。。。
2段のトスも、作戦の絶妙さ。
意欲次第で、背は関係ないのですね^^
背がなく、前衛をあきらめてた選手にも技術向上すれば、チャンスはありますよね。
とにかく色々考えている選手でした。
このセットの最後にサーブが回って来ましてね、審判にクレームを付けようとした相手チームの選手を狙ったサーブを打ったんですね。で、そのクレームをつけようとした選手の隣にいてクレームの行動に気を取られていたレシーバーにサーブをキャッチさせ、ゲームセットにしてしまうっていうしたたかさで金星を上げたのです。
ほんとに、何をやるかわからない、ユニークな選手でした。