はじめに
1か月以上もお待たせすることとなってしまいました。
今年の4月25日、KINAKOさんから、魔球のレシーブについて御質問がありました。
そのお話をしてみたいと思います。
本日はその御質問について御紹介します。
KINAKOさんの御質問
あの‥どさくさなんですが‥、質問させてください!!。
ママさんバレーボールチームでバックライトをしています。
私は、コースに入り強打をカットするのが得意な方です。
しかしながら、5月の公式戦、対戦相手チーム対策で、元中センターがエースと対決するためにバックレフトになり、私が中センター(黒シャツ)をすることになってしまいました。
ちなみに、うちのチームは、ハーフセンター(黒シャツ)はコースに入らず、フェイント、ルーズボール、(ワンチ)フォロー、二段トスアップをしています。
そして、バックセンター(緑シャツ)が後ろに残り、両サイド(オレンジシャツと赤シャツ)が上がる守備タイプです。また両セミは、守備が得意ではないので、ブロッカーとして専念させ、守備は軽減されています。
相手チームのアタッカーが全力でアタックしてきた時に、たまたまミートせず、カスあたりのアタック?(私たちは『魔球』と呼んでいます)が、コートの真ん中に落ち、誰も拾えないことがあります。結果的にフェイントを落とされる感じなのですが‥おそらく、中センターの私が、(コースには入らないので)ワンチかフェイントの可能性をかけてブロック後ろ目にあがってしまっているのと、後衛レシーバは、強打がくると思い、ふんばってしまっているから?かな‥と思います。イレギュラーなボールに、とても弱いチームです。中センターの私が、フェイント(魔球)と早めに判断できるのが一番良いのでしょうが、何か‥良い策はないでしょうか?よろしくお願いします。
図解
以上のお話を図解しますと相手チームが攻撃してくるとき、前衛に黄色シャツのとおりブロックが5枚付くわけですね。
で、黒シャツが中衛センターです。
緑シャツはバックセンター。後衛ラインに一人残ります。
オレンジシャツはバックレフト、赤シャツはバックライトでこれが中衛ラインに上がるわけです。
相手チームが攻撃してくるときまずはセンター攻撃を警戒して、このようなポジション取りをするわけですね。
さてここからオープントスが上がったということで下図のように守備体型を変更します。
バックの三人は強打に備えてレシーブ位置を調整します。ブロックの脇や上を超えて来るスパイクボールを拾うわけですね。
強打のレシーブには一番左でブロックしていた黄色シャツの中衛レフトも下がります。
で、問題の中衛センターですがブロックのすぐ後ろに詰めて、フェイントとワンタッチをレシーブすることになっています。
赤の波線の矢印で示したようなボールを拾うのが中衛センターの役割です。
ところが問題は、下図のように強打で打ったのに当たりそこなって、コートの中央に落ちるボール(青の波線矢印)をどうするかということなんですね。
中衛センターの頭を超え、バックのレシーバーの前に落ちる「魔球」ですね。これをどうするかというお話です。
当たりそこないが頻繁にあったり、フェイントでここを狙われるということになると面倒なことになります。相手にいいようにやられてしまうわけですから・・・・
このボールに対してどのように守っていくかについて、明日からお話していきます。
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