ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

速攻対策(その31・・・時間差のセミがブロックの中央を抜ける場合のレシーブ)

2012年04月24日 07時57分34秒 | 守備

はじめに
9人制バレーボールでは、時間差のレフトセミというのはクロスに打たれる場合が多いのですね。理由はAクイックにブロックが来た場合にそのブロックが落ちて行くコースを狙ってスパイクすると、絶対にブロックが来ないからです。
パイプとか縦の時間差はその原理を応用したものです。
早いタイミングで打つAクイックを準備して、必ずブロックがコミットでジャンプしないといけないような体制を作り、時間差のセミはAクイックをマークしたブロッカーかいた方向に打つというものです。

しかし、リードでブロックできるという場合はAクイックのブロックには誰もジャンプしないという状況が生じます。っとなると、アタッカーがブロックの空いているコースを見つけて、そのコースにスパイクして来ることになります。

今日は何かの都合でブロックの真中が空き、ストレートに打たれる場合の守備について考えます。

中衛センターがブロックの間に入る。
オレンジシャツで示した1番、4番、5番、7番の選手は左側の黄色シャツブロッカーの両脇に入って、同ブロッカーの手に当たらないで抜けて来るスパイクをレシーブに行きます。

原理としては今までと同じです。
ブロックでしっかり付ける所まで付いてコースを塞ぎ、ブロックを交わして強打が飛んで来るコースにはレシーバーを入れるということになります。
緑シャツ、青シャツで示しているのはワンタッチやフェイントの処理に当たる選手を示しています。

緑シャツ8番の選手がエンドライン付近でワンタッチボールのカバーに備えています。
本日ここまでです。
明日はストレート側を抜ける場合のレシーブ分担についてお話します。
その次に時間差のセミをレシーブするための総まとめというところで、動画をアップします。

 

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