長い舗装路歩き・・・
時々あることわざのプレートを見ながら進みます
・・・と、山側に何やら水道が・・・
?
「龍王の水」
ブロックが積まれた横から蛇口が出ています
看板にはこの施設を作った方々の名前がありますが
いきなり龍王の水といわれても・・・
試しに蛇口をひねると~少し水が出てきました
???
飲んで良いものかどうか解らないので
そっと蛇口を閉めました
龍王の水の反対側にこの舗装路の道中に
一つだけある休憩所が現れます
~
かなり年季の入った造りですが
柱がしっかりしていて十分休憩できます
いろんな椅子が置いてあるので
おそらく地元の方々に愛されてる場所
ウリも休憩することにしました
奥には大きな絵と川柳(?)が書かれた看板があり
「大和山 のぼってみれば ホッとする」
と、書かれていました
ウリも早くホッとしたいなぁ~
舗装路に入ると展望が少し良くなりますが・・・
冷たい強風がモロに吹き付けるようになりました
さ・・・寒い!
今年の冬は特に寒く感じてるウリ・・・
体重はむしろ増えてるのになぁ・・・
舗装路をそのまま進むと
Uターンする場所があります
ここは三笠園への分岐になっています
尼さんが祀ってあるようですが・・・
舗装路がズズ~っと下って行ってる道・・・・
帰りに立ち寄るかは微妙・・・
(ただしトイレと水道があるそうです)
三笠園の分岐の碑を横目で見つつ
さらに舗装路を登って行きます
トレランシューズだからまだいいけど・・・
やはり舗装路歩きは疲れるし長く感じてしまいます
右手ににはまだまだ山肌・・・
しかし左手の展望は良くかようが見下ろせます
カチカチカチ・・・
ストックのカバーはいつも車に置いてくるウリ・・・
人も車通りもない舗装路を
静かな山の中にウリのストックの音が響きます
快適なことわざの道
傾斜が少なく歩きやすい道は~ウリ好み
しかし・・・
この山道はそうそう続かないのでした
・・・
この大和山の遊歩道は途中から舗装路になります
ついにその舗装路が見えてきました
舗装路との分岐には案内板があり
かようの施設までの道が約1.5km
山頂までが約1.3kmです
約半分は舗装路歩きとなります
舗装路歩きの苦手なウリには複雑な感じ・・・
/
歩きやすく気持ちの良い山道と舗装路・・・
雨量観測用のレーダー施設がある山なので
車が入れないと困るんですが・・・
さて苦手な舗装路歩きですが
心の支えはことわざのプレート
舗装路になってからもプレートは設置されていて
ウリを励ましてくれます
それと展望の無かった山道ゾーンに比べ
展望が広がる場所もちらほら出てきます
ことわざの道に進むと~
畑のあぜ道を横切りUターンして竹林に入ります
夏場は・・・ココで藪蚊軍団に会い撤収した場所
冬場の現在はすんなり通過
遊歩道は特に厳しい登りも無く快適
~
少し進んで行くと右手に池が見えてきます
友田池・・・(だと思います)
池の全景は木々があってなかなか見ることは出来ません
左手は・・・こんもりとした場所
古和田城跡だと思うんですが・・・
入り口が解りません?
まぁ帰りのお楽しみに取っておきたいと思います
ことわざの道というだけあって
道中はいろいろなことわざが書いてあるプレートが
道案内の代わりに沢山設置されていて
「人生は一冊の問題集」とか
「犬も歩けば棒にあたる」等読んでるだけで
どんどん歩いて行けちゃいます
ウリのような教養の無い人用に
ちゃんとその意味も書かれているものもあり
傾斜の少ない山道は走れる程に快適なのでした
国道484号線を東に向かいます
高梁美しい森を左手に見ながら進んで行きます
・・・
樽井ダムへの分岐にちょっと誘われましたが
一路「道の駅かよう」へ進みます
岡山自動車道(高速道)を潜りさらに進むと
左手に大和山への道がありますが・・・
??あれ?通行止め??
何故か大和山への道は通行止めになっていました
特に岡山県のHPにも出ていなかったので
部分的に工事でもしていたのでしょう・・・
ただし~県道305号線は通行止めの箇所があり
庁舎までは行けないので注意して下さい
さて大きな看板のある「道の駅かよう」に無事到着~
祭日だったのでけっこうな賑わいです
7割方うまっていましたが無事駐車
トイレを拝借し~一応観光マップを探してみますが
ウリの好きな岡山県観光マップの新バージョンは
未だ並んでいないようです
この駐車場の南側に大和山への案内があります
舗装路を西に向かうと
「ことわざの道(登山道)」の案内があります
ここから山頂までは2.7km
初めての大和山へのアクセスに~ワクワクします!
県北はまだまだ雪が多く
朝夕は凍結の危険もある為・・・ウリカーでは危険です
最近は玉野等の海側に行ってましたが
少し内陸の山を歩きたくなりました
そういえば・・・
弟と真夏の夕暮れに行った「道の駅・かよう」
そこから大和山に無理して行こうとして
藪蚊軍団に撃沈されたのを思い出しました
真冬なら藪蚊はいません
午前10時遅めの始動
今回は心変わりも考慮して国道180号を北上
高滝山や天神山もウリのイメージにあったからです
何故かノロノロ運転の車が多く
ちょっと予定より時間はかかりましたが
久しぶりの北上なので気分はルンルン
城下町高梁に入り右折し国道484号線に乗ります
ここからグングン登ってループ橋を上りきると
展望所!
数台の車が停車していました
ウリも車から降りて~高梁の町並みを見下ろします
~
山に囲まれた城下町・高梁
良い眺めを満喫し、心は大和山に向かったのでした!
お互い・・・天然なので・・・・
忘れないように結婚記念日を2月2日にしました
ふうふの日のゴロ合わせなら~忘れないと思いましたが・・
?
朝・・・どう見ても~妻は忘れている様子・・・
・・・・
夕方妻が学校に行く前にウリが教えます
あれ?そうだったっけ?
多くの場合・・・・
夫のほうが忘れてるパターンが多いと思いますが
我が家は妻のほうがウリより天然です
え・・・え~と今度の休みに
何か食べに行こうヨ!
という訳で悩んだ末・・・結局回転寿司にしました
向かったのは「すし丸」中庄店
元海天丸があった場所でその後すし遊館になり
現在はすし丸になっています
105円ではないちょっと贅沢な回転寿司店
瀬戸内海産の新鮮な魚をはじめ
鮮度の良いネタが揃っています
しかもリーズナブル!
汁物も一品料理ももちろんお寿司も
美味美味美味~
大満足な「忘却の結婚記念日」なのでした・・・
千人岩も見学できたので・・・
このまま少し進んでみることにします
・・・と、通行禁止の標識
車道といっても細い道でしたが・・・
なんと見事に崩落し跡形も無くなっていました!
敵軍が退路を封じる為に兵隊を配置した千人岩
しかし・・これなら
その兵隊達の退路も無くなってる事になります
山頂まで引き返そうかなぁ・・・
と、考えましたが・・・・あれ?
人一人が歩けそうな感じです
しかも頼りない感じですがロープもあります
もちろんそんな危ない場所は歩いてはいけません!
全て自己責任です
でも・・・ウリは行ってみることにしました
四国の山を歩いている時・・・
もっと怖い思いをしたのを思い出したからです
恐る恐る・・・足元を確認しながら進みます
ロープは端が枯れた木の根に掛けられていましたが
コレは頼りには出来ないことが解ります
無事渡りきり・・・一安心
振り返って写真を撮りましたが・・・やっぱり危険な場所
決して真似はしないで下さいネ
児島富士と呼ばれる常山
美しい独立峰ですが戦の跡が沢山残る山
ウリのお気に入りがまた一つ増えたのでした
順序は逆になりましたが・・・
女軍の墓で最後は山頂(城)で自刃したとの説明・・・
山頂にあった切腹岩って・・そういう意味?
この女軍の碑がある場所が北二の丸
下って北三の丸(トイレ有り)
天神丸・青木丸・棚尾二の丸進むと駐車場
現在は通行止めでもちろん車はありません
目の前が棚尾丸(無線中継所)
さてここからは舗装路を下ることにします
崩落箇所近くまで下らないと・・・
ウリが行きたかった千人岩にたどり着けないからです
ウリが駐車した場所に・・・
常山城跡3.9kmとあったので
おそらくこの舗装路の距離だと思います
意外と・・・長いなぁ・・・・
舗装路を少し下ると途中に立ち寄った底無しの井戸
そこからはひたすら下っていきます
退屈な車道歩きですが
車が走らないので落ち葉や折れた枝が沢山ありました
だ~いぶ下った場所に「千人岩」の案内板!
車道から突き出た場所には
形の良い岩が沢山あって~眺めもいい感じです
千人岩の由来はというと・・・
やはり戦の時に退路を断つ為に
この辺りに千人の兵士を配置したことからきているようで
この常山の名所は・・合戦がらみが多いようです
常山山頂の景色を見ながらの昼食を満喫し
この山の有名スポットを見学します
・・・・・
女群の墓・・・・
常山合戦という・・・昔大きな戦があり
この常山城の女性達は結束し戦ったようです
毛利・小早川の大群に包囲された圧倒的不利な状況
落城は免れることは出来ない時
ここの城主の妻を含め34人の女性達は
武器を持ち抵抗しましたが
最後は本丸まで追い詰められ・・・
自刃したと言われています
やはり底力があるのは女性かもしれません
また、この女群の墓付近は有名な心霊スポット
幽霊は解りませんが・・・
人々の強い思いがあった場所であることは確かです
そういえば
鬼ノ城・岩屋でも福山城跡でも
人間が多く生活を営み・・・戦の世を戦った場所は
何か別の場所とは違う空気がある気がします
以前は車でこのエリアまで気楽に上がってこれたんですが
崩落によって近づき辛くなった女軍の墓(碑)
怒ったのかなぁ・・・・