チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

地震

2011-03-11 20:28:31 | 生活
被災地の皆様に、お見舞い申し上げますm(_ _)m

うさこの母さん 何とか無事にすみましたよ。ありがとう。


かーさんの勤務先は、横浜は関内駅そばのさほど大きくはないのっぽビルの11階。
はい もう揺れたのなんのって(TT)
最上階ですから、横揺れ振幅も、時間も倍以上。
室内はめちゃくちゃです。
パーテーションはぶっ倒れ、パソコンも吹っ飛び、ロッカーも横倒し。

はじめは抑えていたパーテーションを離して、入り口にあるカウンター下に避難。
室内には上司ともう一人男性がいたのですが、「いいからデスク下に入って!」と叫んで、カウンターもひっくり返りそうになったので、必死に抑えていました。
このままドンと縦揺れが来たら、このビル崩壊するだろうと、本当にもう駄目かと思いました。 

どうにか揺れが収まりそうだと思った時点で、「とりあえず避難しましょう」と、キーと携帯だけもって出て、隣の会社の人に「避難しますよ!」と声をかけ、階段でおりました。
万が一の時は、2F3Fがつぶれることが多い。
そうしたら階段は使えなくて、避難できなくなる。
「5分だけ 揺れないで!」と念じて、急ぎ降りました。
出た階段のドアは、ゴミ箱などで閉まらないようにして。
(万が一揺れでいびつになってドアが開かなくなり、後から来る人が閉じ込められるのが一番困る)
外に出ても、ビルの倒壊や、壁面が崩れ落ちるのが一番怖いので、「横浜球場に避難しましょう」と、球場外の広場に。
ここで二度目の大揺れ。
周囲のビルからも大勢の人が避難してきましたが、ビルの外に出ただけで、ビル下にいる人たちもいっぱい。
そこは、危ないんだって!!

それからも何度か横揺れがきていました。
こ一時間もそうしていて、だいぶ寒くなってきたので、思い切ってコートを取りに。
「10分だけ、ゆれるな!」と、よくよく念じて、取って返してスーツ・コート・バッグを引っつかみ、靴を履き替えて(サンダル履きのまま避難していた)、再度避難。

しばらく待ったものの、どことも連絡取れないし、家が何より心配。
ウサウサずは大丈夫だろうか。
鳥かごは絶対に落ちているだろうから、死んでいる子もいるだろう。

もちろん交通網は、すべて遮断。
タクシーもみんな乗客がいるし、空車も「回送」を出して拾うこともできない。
(もっとも、途中で動き出したバスより、はるかに早くつきましたが)
われながら信じられないことに、ウォーキングしたこともない方向音痴が、3時間かけて歩いて帰宅しました(^^;;
それも、昨日の晩駄目になったDVDレコーダー。
今日帰宅時に電気屋さんに持っていって修理してもらおうと思って持ってきたのを、しっかり抱えて(爆)

人間 いざとなるとアドレナリン出まくりなのですね。
途中休みもせずに、よくまぁ歩けたものです。
「一度休んだら、歩けなくなるかもしれない」「万が一ウサウサずや鳥たちが危ないなら、少しでも早く」と必死でした。
いやー 母性と言うのは、強いものです。
幸い ひよこママのメールが届き、東京の実家とは電話連絡ができて無事を確認。
ひよこママが大丈夫なら、ひよこパパも大丈夫だろう。
ママちんとはメールで安全確認。
おとーさんが何度か連絡してくるので、こちらも大丈夫。(かかってくるだけで、通話はできない)
藤沢勤務の下の弟は、会社に泊まると連絡があったそう。
平塚の上の弟と、髭猿さんのところ、りりたん家とアレンママ(甥っ子、姪っ子宅)とは連絡が取れないけれど・・・
歩きながら、何度も連絡取りながら。

で、帰宅してみたら・・・・・
まるっきり平然とした家の中。
何一つ落下していません。
よく見れば、水槽のふちまでは水が来たようですが、飛まつが1つ2つと言った程度。
お鳥さまたちは、さすがに静かでしたが、声をかけたら返事しました(^^)
ウサウサずは、さすがによほど怖かったのでしょう。
緊張した面持ちで、こゆきは白目をむいて固まって、声をかけると足ダンしてピリピリしていました。
でもシジミは抱き上げれば落ち着いたし、こゆきも抱っこしてなでてしばらくしたら、目が落ち着きました。
シソをあげたら口にしたので、ホッとした次第。

どうやら山の斜面に沿って建ちあがっているし、すぐ下が岩盤なので、かーさんが経験したような揺れはなかった模様。
なんとうれしいことでしょう。
時間がたつにつれ、家族身内とも連絡が取れ、ホッとしています。


ただねぇ ひとつだけ。
横浜市役所 何の役にも立たない!!!
いざと言うときに、何の警報もアナウンスも誘導もない。
上の弟によると、茅ヶ崎市は緊急警報が鳴ったそうで、それを聞いて建物を出たところで地震が来たと。
こういう時こそ、真っ先に情報提供や避難誘導するべきでしょうに。

そしてもう一つ。
かーさんiフォンにしようかな。
避難先で、iフォンでTV情報見ていた人がいた。
そうでなくとも、ネットは大丈夫でした。
かーさんの機種は古くって、ネットが十分にできない。
ネット環境があれば、身内はこのブログのコメントでやり取りできる。
これはいざという時に、大きな差になります。
災害ダイヤル171は、被災地優先で、横浜では使えませんでしたから、ネットが一番と言うこと。
また会社には、ヘルメットや毛布と言った、被災準備をしなくては。
家でも同じです。

関内の歩道では、敷き詰めタイルにヒビが走り、中区役所前では、地面が盛り上がっていたそうです。
帰宅する途中でも、水道管が破裂したり、壁面タイルが落ちていたり、一部ビルの壁が落ちているところがありました。
実際に経験すると、何が必要かが良く分かります。
情報をどう得るか。
足止めを食った時に、何が必要か。
よくよく考えてみましょう。
また室内では、家具は低目が一番。
たくさんの荷物、今流行の捨離断をいかして、整理しなくちゃ。
姪っ子のところでは停電が続いているとか。
寒い時期の停電に何が必要か。


あとは、松島、盛岡にいる親戚たちが無事であることを、ひたすら祈っています。

コメント (4)
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