以前怪我の包帯写真を載せましたが、経過を記録までに。
今回のメインは擦過傷。
コンクリートでの怪我は、早々雑菌はないそうで、消毒せずにコットンを乗せた先生。
「浸出液を吸い取ってくれて、皮膚の代わりをしてくれるからね。」
擦過傷は組織をすりつぶしているので、切り傷より治りが遅いのは仕方ないところ。
特に今回のように、皮膚の深いところまですりつぶしちゃっていると、なかなか傷が乾きません。
傷は乾けばいいのですが、もう一つの方法として湿潤療法と言うのがあります。
雑菌が入らないようにして、傷を乾かさずにしておくと、組織の再生が早くてきれいだと言う事です。
消毒は「再生しようとする細胞まで殺してしまうので」しません。
ダメージがある組織(壊死しているとか)を極力取り除いたら、後は湿度を保って温存。
途中、膿のような液体が溜まりますが、これは建材をたっぷり含んだようなもの。
膿のようないやなにおいはありません。
じっと我慢していると、下からきれいな組織が出来上がってきます。
ピンク部分は、工事完了♪
後は自然と盛り上がってくるのを待つだけです。
ブルーは、いまだ工事中。
他の画像は、この手が苦手な方もいらっしゃるので、ナイナイしておきました。
ご覧になる方は、続きをどうぞ♪
スネに一直線についた傷の一部です。
程度様々で、バリエーション沢山で面白いです。
ピンク矢印は、早くから血液が固まってしまったところ。
案外ここの傷の深度は、深い気がします。
ブルー矢印は舗装工事進行中。
写真では見ずらいですが、薄黄色の養生(膜)をして、中で着々舗装中。
周りの白いのは、手持ちのクリームです。(これは余分なお世話でした。)
その他、赤いところは、むき出しでジュクジュク。
現在、抗生物質入りガーゼを貼って、その上からりコットンで養生しています。
だいぶカユカユになってきたので、もう少しと言うところです。
こちらが右ひざ。
一番派手に工事をやっている部分です。
半分かさぶたはがして気がついた(^^;;
以降コットンで養生して、現在ほぼ乾いてきています。
治るまでは、公開厳禁です。
一説には「ラップが良い」と言う事ですが、湿潤療法としては〇ですが、化膿しやすい人は×。
これはあくまでも事例としてご覧ください。
人により、ケースにより、素人判断は返って危険です。
今回のメインは擦過傷。
コンクリートでの怪我は、早々雑菌はないそうで、消毒せずにコットンを乗せた先生。
「浸出液を吸い取ってくれて、皮膚の代わりをしてくれるからね。」
擦過傷は組織をすりつぶしているので、切り傷より治りが遅いのは仕方ないところ。
特に今回のように、皮膚の深いところまですりつぶしちゃっていると、なかなか傷が乾きません。
傷は乾けばいいのですが、もう一つの方法として湿潤療法と言うのがあります。
雑菌が入らないようにして、傷を乾かさずにしておくと、組織の再生が早くてきれいだと言う事です。
消毒は「再生しようとする細胞まで殺してしまうので」しません。
ダメージがある組織(壊死しているとか)を極力取り除いたら、後は湿度を保って温存。
途中、膿のような液体が溜まりますが、これは建材をたっぷり含んだようなもの。
膿のようないやなにおいはありません。
じっと我慢していると、下からきれいな組織が出来上がってきます。
ピンク部分は、工事完了♪
後は自然と盛り上がってくるのを待つだけです。
ブルーは、いまだ工事中。
他の画像は、この手が苦手な方もいらっしゃるので、ナイナイしておきました。
ご覧になる方は、続きをどうぞ♪
スネに一直線についた傷の一部です。
程度様々で、バリエーション沢山で面白いです。
ピンク矢印は、早くから血液が固まってしまったところ。
案外ここの傷の深度は、深い気がします。
ブルー矢印は舗装工事進行中。
写真では見ずらいですが、薄黄色の養生(膜)をして、中で着々舗装中。
周りの白いのは、手持ちのクリームです。(これは余分なお世話でした。)
その他、赤いところは、むき出しでジュクジュク。
現在、抗生物質入りガーゼを貼って、その上からりコットンで養生しています。
だいぶカユカユになってきたので、もう少しと言うところです。
こちらが右ひざ。
一番派手に工事をやっている部分です。
半分かさぶたはがして気がついた(^^;;
以降コットンで養生して、現在ほぼ乾いてきています。
治るまでは、公開厳禁です。
一説には「ラップが良い」と言う事ですが、湿潤療法としては〇ですが、化膿しやすい人は×。
これはあくまでも事例としてご覧ください。
人により、ケースにより、素人判断は返って危険です。
私も、去年に両手の深い火傷を湿潤療法の病院で簡単に治して頂いた事により、湿潤療法をもっと広げるためにブログを立ち上げ、ヤフーの知恵袋で回答を続けています。
そのお怪我は随分痛そうですね。
本当の湿潤療法ならば瘡蓋も作らず、痛みも感じず、もっと早くきれいに治ります。
おせっかいだとは思いますが、一度こちらを見てみて下さい。
湿潤療法についてはこのサイトが超有名です。
http://www.wound-treatment.jp/
これは、湿潤療法を立ち上げた茨城県の石岡第一病院の夏井睦医師のサイトで、全国で湿潤療法を行っている医師たちの教科書となっていますし、私もこのサイトを見つけて植皮手術から救われました。
<家庭でできるすりむき傷,裂傷,熱傷の治療 -皮膚外傷のラップ療法->
http://www.wound-treatment.jp/next/wound245.htm
今は随分多くの病院が「傷を乾かす治療」から「湿潤療法」に切り替えています。
余計なおせっかいですみません。大事にして下さい。
大変な火傷でしたね。きれいに治って、本当によかったです。
湿潤療法自体は、私自身は獣医さんの知識から入っていますが、単なる読みかじりです。
もし大きな怪我とか火傷なら、私もそちらを考えたでしょうね。
でも今回の擦り傷が、そんなに深度が深いとは思わなかったのですね(^^;;
一見接骨医さんのとった方法は古い方法にも思えたのですが、原理は同じだったわけです。
で、傷が治ってきてわかったのは、痛いのはやはり筋を痛めたため。傷の痛みではありませんでした。
その証拠に、ヒザの擦り傷はちっとも痛まなかったんですもの。(触れば痛いですが)
湿潤療法は近年になって盛んになってきたもので、まだまだ広範囲には取り入れられていないでしょう。第一にきちんとした習熟がなければ、危険な部分もありますからね。
息子が弁膜症を患った時に、大学病院も心臓外科で有名なところでも「形成は無理」でした。
でもある病院の先生は一言「出来ます」。で、無事に形成手術が出来ました。
何故有名な病院や大学病院でもダメといわれたのか素人は?ですよね。
「単に経験数が少ないからです」と言われました。
なるほど。病院はより確実に治す事が求められます。未習熟な技術で取り組んで、ダメだったでは通りません。自分達で出来る、一番確実な方法を第一に考える。それは仕方のないことでしょう。
たまたま我が家は心臓専門で、なおかつ弁形成に熱心で術数も重ねた先生にご縁を結ぶ事ができたのです。ですから、もっと多くの先生に習熟して欲しいとは願いますが、できないからと言って責める事は出来ないと思うようになりました。
湿潤療法も壊疽や敗血症という危険性をはらんでいます。ですからしっかりした習熟と経験をつまない先生が取り入れるのも、ちょっと怖い気がします。
もっともっと大学で学ぶうちから、湿潤療法が一般的になると良いですね。
2106Racingさんが、「こういう治療法がありますよ」と、情報を発信していかれる事はとても大事ですね。患者がより良い治療法を求める限り、医療も進みますから、これからも頑張ってくださいね。