タオ

1ヶ月くらい前から、繰り返し読んでいる本があります。
それは、TV番組として目にして、とても気になっていたので手に入れました。
（と言っても、たいていはアマゾンなどの中古品ですが：笑）

道（タオ）　加島祥造氏

ご存知の方は多いでしょう。
かーさんは世間に疎いので、今頃です（＾＾；；

とある日、TVの番組表（確かBSです）で「道（タオ）」と言うタイトルを見つけました。
BSが見られるようになってから、主に自然・文化遺産・日本古来の風習や文化・川や水に関するもの・クラッシック・海外の鉄道の旅などを録画しているのですが、その中の一つに仏像関係もあります。
この年になったせいか、仏の道や人の生き様といった精神世界を覗かせてくれるものに惹かれていたのです。
「タオ」って何かしら？と思ったわけです。

実際の番組は、美しく穏やかな日本の自然の映像をバックに、加島氏が老子の言葉を、氏なりの自由な言葉で口語訳したものが静かに語られるものでした。
語られる日本語はとても心地よく、雫が何の抵抗もなく地にしみこむように、心の中にすぅ～っと入っていきました。
気が付けば、毎日何回か、BGMとして流していました。
もともと騒々しいのやけたたましいのは苦手なのです。
特に近頃は、一刻一刻を大切に感じているので、静かな方が時の過ぎるのを味わえるのです。

何日かして、ひょっとして本でもあるんじゃなかろうかと、加島氏の名前で検索してみたところ、かなり有名な方のようです（＾＾；；
書籍もいくつも出てきました。
考えた末に手にしたのが、「タオ（道）」と「伊奈谷の老子」です。

ここには人間の、命の、自然の理があります。
老子の自然体は、今こそ必要な気がします。
一人じっくり自分と向き合うには、やさしい手引書の気がします。

でも当分、自分のものにするには時間がかかりそうです。
ひょっとしなくても、一生分からないのかもしれませんが。


それにしても、タオなどはアマゾンの中古で94円です（＾＾；；
送料入れても500円玉1つで、手に入ります。
かーさんには、一生の友で手放す事はないと思いますけれどね。
世の中便利になったものです。


ジ・アレキサンドラ・ローズ
我が家のバラの中で、一番美しく成長している子です。
病気にも強く、花付きも良く、伸びやかでかわいらしいバラです。