チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

ズーラシア

2007-02-04 23:49:31 | 動物・自然
明けて今日は神奈川県野生動物リハビリテーター2期生のズーラシアの動物病院見学会。
去年の見学会はしのつく雨にとても寒い思いをしたのですが、今日は暖かく晴れてとても楽♪

今年は1期生がすでにお手伝いしているので実際の活動の様子を聞いたり、病院内を見て回って保護状況を確認したり。
やはり圧倒的に鳥が多い。
猛禽のリハビリには鷹匠さんの協力を得ているよう。
若いオオタカがいましたが、どうもoneshotさんのお話と言い、都市型の鳥になっている気がします。
この子は翼を骨折しており、骨折は治り、ゲージ内を飛び回ることは出来るのですが・・・
鷹匠さんに見ていただいたところ「放野は無理」と言われたとか。


こちらはツミ。幼少時に保護されたメス。
こうなると自分がツミである自覚なし。ペットの鳥と同じに自分をヒトと思ってしまう。
天井の明り取りの窓の下に止まり場所を作ってもらっています。

ツミはオスがメスより小さいそうで、こういう同属の認識のない固体は、交尾しようと近づいてきたオスを獲物と思ってしまう。
それでは放野できません。

一昨年保護し繁殖を狙っていたミゾゴイは、メスと思ってお迎えした固体(他の動物園が保護した)がオスだったらしく繁殖できず。また昨年末にお迎えした固体が落鳥し、解剖してみたら脂肪が沢山付いていたとか。
野鳥の餌やりは一番のネックです。

こちらはタヌキ。
あどけない子ですね(^^) エリザベスカラーを嫌がるふうでもなく、人に興味津々。

こちらは去年もいた老タヌキ。自然界なら、とっくに生きてはいないでしょう。


雛のうちに保護されたカモ。
カルガモ?って思っていたら、長ずるうちに色が出てきた。
マガモ? いや、でも色の出方がおかしい。
どうやらミックスのよう。
こうなると、野生種が混血しないように放野は出来ません。
こういうケースもあるんだと納得。

保護されたうち放野できるのは、大体35%だそうで、その中で生き残るのは数%でしょう。
放野できない固体は増える一方で・・・
そこに、リハビリテーターの活躍の場も期待されています。


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