ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

イタリアン レシピ かぼちゃの花の天ぷら 

2020-07-15 07:06:23 | イタリア:食材、レシピ

毎年畑でかぼちゃを育てている私

実は最初まったくかぼちゃを植えるつもりはなかったのですが

 

ある時畑で明らかに雑草とは違う大きな芽がいくつか

ニョキニョキと育っているのを発見

 

畑にはシーズン終了後の秋から翌年の春まで野菜くずを肥料代わり?(ゴミ箱かわり?)

に毎日捨てていたのでおそらく何か野菜の芽であることは確実

 

大きさや育った葉っぱをみていると

イタリアン野菜のズッキーネもしくはかぼちゃ?ではないかと予測して

いったん大きくなるまで小さなポットに移し替え

ある程度大きくなってから畑に植え付けみた (この時点でかぼちゃであることが判明)

 

あれよあれよと大きくなり黄色い可愛い花が咲きだしました

蜂も大喜び

花の中で黄色の花粉まみれになっている蜂ってなんだかかわいいのです

 

イタリアではズッキーネの花やかぼちゃの花を食べるんですよ~

日本も食べるのかな?

 

毎朝起きて庭に出て一番にすることは

咲いているかぼちゃの花を収穫して冷蔵庫で保存

10輪ほど集まればその日の夜はかぼちゃの花の天ぷらに

 

ただ単に花を揚げるだけではなくこんな風に開いて

雌蕊を取り除きその中にチーズ:ストラッキーノチーズやモッツアレッラチーズ等

に小さく刻んだオイル付けのドライトマトをまぜて詰める

先端を軽く巻いて形を整え衣をつけて

揚げるだけ

揚げるのがめんどうな時は

少しオリーブオイルたらしてオーブンで軽く焼いてもOK

日本だったら水気をとった豆腐に適当になにか混ぜてでもいけるかも?

何が合うかな~?

 

食卓に彩もあり形もかわいい、ワインのお供にもピッタリなので

このお花レシピはとっても重宝しております

毎年夏の楽しみ旬の一品です (Piさんも大好物です)

 

かぼちゃを収穫する前に花を見て楽しみそして食して楽しみ最後にかぼちゃを収穫

まさに一粒で3度おいしい

 

ラルベロの体験工房の作品とそっくりなのです(笑)!

 

このレシピを知ってから毎年かぼちゃを食べたら中身は畑に投げ入れ

翌春の発芽を楽しみにしていいます

かぼちゃより花を食べるほうが楽しみかも~

 

 

現在かぼちゃもすくすく成長中 

6月後半はこんな感じ

10日後にはこんな感じ

成長早い

現在5個は確実にかぼちゃできそうです

雨に濡れた地面で腐らないようPiさんが木のお座布団を用意しました!

さ~今年はあと何回お花食べられるかな?