ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

2024年京都ベネチアンガラス体験教室 作品発表会 ①

2024-02-10 00:54:39 | 日本:体験教室

一部のお客様を除き

全ての作品発送が終わりお客様のもとに届いた頃なので

恒例の作品発表会第一弾です

 

今回はガラス材料にかなり直径の大きいミッレフィオリを用意いたしました

どれくらい大きいかと申しますと

これ

びっくりするくらい大きいですよね

下段一番下の水色のミッレフィオリが定番の直径8mmです

こうしてみるとかなり大きいですね

 

このビックサイズのミレフィオリをダイレクトに使い

ダイナミックなデザインで使われた作品も沢山ありました

 

 

 

使いたくてもどう使ったらいいか悩んでおられる方に

半分や1/4にしてくださいと伝えるとこんな

面白い作品が出来上がりました

こちら1/4にしたガラスを四隅に施された作品動きがでて面白いですね

 

こちらも1/4にされたかけらに細いピンクのミッレフィオリをポイントにしたかわいいデザイン

裏側をみるとわかるのですが

上下に置かれたトルコブルーのパスタガラス、、、これ色が変わるんですね

トルコブルーは高く使ってダイレクトに焼くとメタル色になります

本来の色を綺麗にだすには薄く使って上に透明のガラスを置いてくださいね

こちらカッターで周り削るように小さくされた使われたミッレフィオリ

ピアスにしてもインパクトありますね

 

定番のミッレフィオリをうまく使われた方ミッレフィオリの周りに透明のガラスを巻くように置くことで

ミッレフィオリのたての線が透けて見えるうまい使い方をされています

そしてペアで制作されたペンダントのアヴェンチュリーナの砂

使う量がなかなかつかみにくい砂ガラス

焼く前はこれくらいの砂の量 

焼いて後ろを掃除したら削られてこんな感じです

砂のアヴェンチュリーナは細かい粒子なので少なすぎると後ろを削った時に無くなってしまいます

ポイントは削ったあとにキラキラが残る量をつかむ事です

 

そしてこの方もミッレフィオリと透明ガラス葉っぱの先に少し入れられた砂ガラス 

そして銀箔加工されたことですべてが引き立ちました

初めてミッレフィオリを目の前に沢山みるとどうしてもデザインの中が

すべてお花模様で埋まってしまいがちです

制作している段階ではなかなか透明のガラスには手は行かないのですが(私も始めの頃はそうでした)

思い切って透明をたっぷり使って金箔張るとこんな感じに

透明のガラスの色をところどころ変えるだけでデザインに幅が出てくるのです

 

このブルーの作品初めての方が制作されました

同色でパスタとミッレフィオリでまとめられ

ポイントにほんの少し赤が入ったミッレフィオリでデザインにインパクトがでてきました

 

ご自身のイニシャル(R)をビックサイズで制作

反対色のオレンジをうまく使われていますね

ピアスやイヤリングもカラフルだったり

シックだったり

毎回定番の動物シリーズ今回はこの猫ちゃんだけでした

来年は動物シリーズに新しい型を用意しようと思っております

 

作品作りの際思い切ってミッレフィオリを断捨離されると

デザインもすっきりした感じになりますよ 

出来そうでできない断捨離は物もミッレフィオリも同じですね~

という事で第二弾に続きます

 

最後になりましたがインスタグラムやFaceBookではお知らせ済みですが

今夜 2月10日(土)夜 19:00より 

BS NHKで2時間特番でベネチアのカーニバルの番組があります

なんと生放送もされるそうです

カーニバルは13日(火)が最終日です

今年のカーニバルはあまりお天気に恵まれていないようですが

幻想的なベネチアのカーニバルを番組でお楽しみください

 

詳細 → ここ