お腹が空くとあなたはどっち?
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 16:46
A.電池切れ
B.体が軽くて心身ともにキレッキレ
実は。AもBも脾胃虚弱で見られる現象。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 16:53
電池切れのAタイプは、裏を返せば、食べれば元気になるタイプ。
食べない方がキレッキレのBタイプは、エネルギー不足が大きくて、食べると食餌が脾胃の負担となって頭も体も停止するタイプ。
どちらかといえばBの方が重症だったりρ°_°;)
胃の機能
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 16:59
・飲食物の受け入れ
・消化
・消化↓飲食物を下降
脾の機能
・飲食物から得た栄養から生命活動に必要なものを生成
・飲食物から作った体液の吸収、運搬
・重力に逆らって必要なものを人体上部に持ち上げ、内臓を定位置に保つ
・血液が血管から漏れ出ないよう保持
#脾胃の機能
中医学的に表現するとそれぞれ以下のようになります。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 17:01
胃の機能
・受納(じゅのう)
・腐熟(ふじゅく)
・和降(わこう)
脾の機能
・運化水穀(うんかすいこく)
・運化水液(うんかすいえき)
・昇清(しょうせい)
・統血(とうけつ)
お腹が空くと電池切れするタイプは、消化吸収も、飲食物から得た栄養を必要なものに作り変えるのも正常に行うことができますが、エネルギー不足で空腹になると持久力がガクンと落ちるタイプです。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 17:06
これに対して。空腹の方がキレッキレタイプは、飲食物を消化したり、必要なものに作り変えたりする機能の低下や、それを行うエネルギーの不足が大きく、食餌自体が脾胃の負担になっているため、空腹の方が調子がいいと頭も体も勘違い(T_T)でも… twitter.com/i/web/status/9…
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 17:09
電池切れタイプは、エネルギーカツカツの状態で活動しているので、余力を付けることが大事です。特に春は心身の活動のスイッチがONになり、冬よりもエネルギーが必要な季節。そして。春は風の季節で、風は体表を開かせて、知らぬ間にエネルギーが漏れ出てしまうので、たんと食べて補うことが大事。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 17:40
うるち米・餅米・きびなどの穀類、春が旬のえんどう豆・ブロッコリー・カリフラワー・アスパラ・春キャベツ・新じゃが、ピーナッツ・ヘーゼルナッツ・松の実などのナッツ類、赤貝・あわび・いか・えび・まながつおなどの魚介類、大豆や大豆製品、黒… twitter.com/i/web/status/9…
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 17:44
空腹時キレッキレタイプは、脾胃に負担を掛けないよう、一回の摂取量を少なくするのがイチバンのポイント。もうちょっと食べられる。というところで止めましょう。でもって。3食でなく数回食餌を摂ることで、一日トータルの摂取量は増え、脾胃の負… twitter.com/i/web/status/9…
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 17:48
消化を助ける、だいこん・かぶ・にんじん・紫蘇の茎・麦芽・砂肝・玉ねぎ・ゆずの皮・サンザシ・パイナップル・パパイヤ・ホップ・少量のお酢・プーアル茶などを一緒に摂るとグー。サンザシ・パイナップル・パパイヤは蛋白質の消化に優れています。はちみつもお肉を柔らかくします。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 17:55
気を付けたいのは玉ねぎ。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 17:58
脾胃虚弱の場合、玉ねぎ・にんにく・らっきょう・エシャロット・ねぎ・わけぎなどネギ類に含まれる硫化アリルによって、反対に消化不良、お腹の脹り、呑酸、げっぷ、おなら、下痢や軟便が現れることも。思い当たる場合は、これらは避けてネ!!!特に生や加熱の浅いもの。
電池切れ、空腹時キレッキレに関係なく、脾胃虚弱タイプは、食べることと同じくらい、休養も大事になります。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 18:03
充分な睡眠時間の確保は必須!できれば22:00~2:00は眠っていたい。遅くとも24:00までには入眠できる体制を。
起きている間も、疲れる前の休憩が大事です。ごはんもあと一口で片付くから、と食べた一口のせいでいつまでも胃もたれが解消されないことがありますが、同じように、これが終わればゆっくりできる、と無理することでエネルギーを過度に消耗し、回復に時間が掛かり、気づくとエネルギー不足が悪化…。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 18:06
腹八分ならぬ「消耗八分」でセーブするようにすると、疲れても回復が早く、もともとの不調からの脱却もスピードアップできますv(^-^)v
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 18:07
また。過度の運動やマッサージ、長風呂、サウナなどもエネルギーを消耗させます。不足がある時はほどほどに。これはエネルギーだけでなく、血液不足、体液&潤い不足にもいえることです。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 18:10
ここ数年増えているのが、過酷な糖質制限で脾胃を傷つけてしまったタイプ。糖質は甘味ですが、甘味を適度に取ると脾胃の機能が促進されます。食餌からごはん・パンなどの穀類や、いも類・春が旬の豆類・かぼちゃ・蓮根など炭水化物が豊富な野菜を排除すると、脾胃が機能失調を起こしやすくなります。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 18:36
食餌を摂る前は、脾胃もエネルギー不足の状態。消化・吸収を行うためのエネルギーも不足しています。炭水化物や甘味を摂ると、脾胃がパワーアップして、食べたものがしっかり身につきます。食後のデザートが欠かせない場合も、食事中の炭水化物が不足しているので見直しを。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月14日 - 18:39