電車で石屋川に来たついでに寄ったところです。
車で住吉に行っても、このあたり、つい通過してしまいます。
頭の写真:甲南漬(奈良漬)で有名な高嶋酒類食品の旧高嶋邸。時計の上はステンドグラスの採光窓。
今は甲南漬資料館(会社の歴史、甲南漬の作り方が学べます)として一般公開されてますが、
阪神大震災前までは住居だったそうです。
石屋川の東にある御影公会堂と同じく清水栄二の設計。昭和5年の建築です。
学校、会社の廊下?と思うほどの天井の高さはお金をかけたとは言え、一般住居とは思えませんねぇ。
奥の出入口手前には浴室があって、当時から洋式バスタブが備えられ、蛇口をひねったら、お湯が出たそうな・・へ~っ、です。
応接間でしょうか? 居間でしょうか?
なんともリッチ住居なので、見当がつかなくなってきました・・??
外観はこんな風。家らしくありません。。
縦長の採光窓と屋根のアール・・
、
2010/11/09「長田のレトロ3」の
旧西尻池公会堂(清水栄二設計)のときの斬新なデザインを取り入れたようです。
神戸の中心を挟んで西と東に似たような建物があって、親しみを感じます。
旧西尻池公会堂ですが・・
やはり来年2月に解体されるとのこと。 あ~っ、もったいない!!
明治以降のこういう建物が神戸の財産なのにねぇ!
震災後の"鉄人28号"と"三国志"(横山光輝頼み)は長田の魅力とは関係ないもんね。。
神戸市行政はこういうことには薄情です。
塩屋のグッゲンハイム邸のときも個人が買い取らなければ解体の運命でしたし。。
さて、この旧邸宅でお腹を満たしたものは・・またのこんど。
少し東にある「処女塚」(おとめづか)は・・
東にある「東求女塚」と西にある「西求女塚」に祀られた二人の男の求婚に困り果てて、自殺したという伝説のある美しい女性の塚とのことですが・・
かろうじて前方後円墳の形あり
ですが・・・
後円部のてっぺんが・・
丸でなく、何で四角なん?
公園になっているから?
こちら、風情ありませんでした。。。