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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●方法俳句0171・比喩(直喩)=ごとく016・秦夕美01・2014-04-24(木)

2014-04-24 14:58:54 | 方法俳句

○方法俳句0171・比喩(直喩)=ごとく016・秦夕美01・2014-04-24(木)

○「人恋ふは春泥の坂ゆくごとし」(秦夕美01)

○季語(春泥)

【鑑賞】:百万通りもある「恋」の心情をみごとに「春泥の坂」に喩えました。登りきるのは大変そうな坂です。「人恋ふ」の表現は男女の恋だけに留まらない広さを感じます。「変しい、変しい、あなた様」は誤字のホームラン王ですね。

 

秦夕美(はたゆみ)

○好きな一句「海市あり別れて匂ふ男あり」02

○季語(海市・春)

【Profile】:1938年福岡県生まれ。学生時代に「馬酔木」に入会。「」創刊同人。「」、「巫朱華」、「」同人。個人誌「GA」発行人。第13回福岡市文学賞受賞。現代俳句協会福岡県理事。


秦夕美掲載句
03お手玉の宙にとどまる雨月かな(雨月・仲秋)〈方法497・スローモー視点3〉2020/9/20

04新涼や掌のくぼにある化粧水(新涼・初秋)〈五体544・掌20て12〉2021/8/18


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