○色彩俳句515・紅19・館岡誠二01・2021-01-27(水)
○「小さき母に一片の紅藁の村」(館岡誠二01)
○季語(藁打ち・三冬)(「二十世紀名句手帖①愛と死の夜想曲」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:「藁の村」は「藁打ちの村」と解釈した。膝を折って丸まりながら藁打ちの木槌で叩いている母。しかし頬被りの下には一片の紅がともる。
○館岡誠二(たておかせいじ)
○好きな一句「ふるさとの火種をもらい渡り鳥」02
○季語(渡り鳥・三秋)(「→現代俳句データベース」より引用)
【Profile】:1939年秋田県出身。1961年八郎潟町にて「青泥(あおどろ)」創刊編集発行人(1974年終刊)。「海程」同人。後継誌「海原」海原賞選考委員。
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