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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句678「湯婆の冷めてしまひし重さかな」(『蕩児』1989)(中原道夫)

2024-12-10 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句678・質感87重40・中原道夫06・2024-12-10(火)
○「湯婆の冷めてしまひし重さかな」(『蕩児』1989)(→中原道夫06)
○季語(湯婆・三冬)(「名句集100冊から学ぶ俳句発想法(→ひらのこぼ)(草思社)」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそつてとにぬねのはひふへほゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:熱いうちの湯婆(ゆたんぽ)も、冷めてしまった後の湯婆もその質量に変わりはないであろう。しかし冷めた後の湯婆が重くなる、という作者の切れのある断定である。


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