多くの人は、何か問題が起こったとき
解決の糸口を見つけようとして
問題の原因を探ろうとするのかも知れません。
しかし、皮肉なことに
原因を探っていくことによって
むしろ、解決から遠のくことが起きたりします。
それは
原因究明が
「何で」「なぜ」「どうして」といった思考パターンで
展開されていたりするからだと思います。
原因究明における
「何で」「なぜ」「どうして」という思考パターンでは
後悔、批判、犯人捜し、などに意識が向かいがちです。
一度そのパターンにはまってしまうと
思考が空回りしてしまい
問題のみに意識が向かうことになったりします。
そうなると
問題は解決に向かうどころか
自らによって
さらに問題を強化し、それを引き止めている…
そのような感じになったりします。
そのようなときには
思考を「何で」「なぜ」「どうして」から
「どのようにしたら」というものに変えると
向かう先が違ってきたりします。
過去は変えられませんが、未来は変えられます。
原因究明をしても前向きな解決の兆しが見えない場合
それをやめて
「どのようにしたら」という
解決志向に切り替える必要があるのかと思います。