(前回 (ブログ 見えないブロック)からの続き)
私の心の中に、とても恥ずかしい気持ちが芽生えつつも
お店に入ることにしました。
お店の中にはキャラクターのぬいぐるみが
所狭しと並べられていました。
私は
「数多くあるものの中から、どれを選んで良いものやら…」
と、直ぐに選び出すことができず
お店の中をぐるぐると歩き回ることになりました。
お店の中を歩き回っている間は
ものを選ぶこと以上に
やたらと周りの人の目が気になり
何だか落ち着かず
とても恥ずかしい気持ちで一杯でした。
そして
そこにいるお客さん、カップル、店員さんと目が合ったりすると
さらに恥ずかしい気持ちが増していきました。
そのような中で、名前は分からない
(タグはついていたものの、日本語名が書いてない)
けれども、それを見たら、つられて笑顔になる感じの
とてもかわいらしいぬいぐるみを見つけ
それを、買うことにしました。
私は、当初考えていた以上に良いぬいぐるみを
ゲットすることができたので
心が弾みました。
しかし、会計のときに
「プレゼント用ですか?」と聞かれ
忘れかけていた恥ずかしさが
再度よみがえってきました。
お店を出て、二子玉川駅の構内を歩いていたとき、ふと
「店員さんから、キャラクターの名前を教えてもらうことを
忘れてしまった」
と思いました。
普段の自分なら
名前が分からなかったら聞いていると思うのですが
その場から早く立ち去りたかったためか
聞くという考えが、まったく浮かびませんでした。
(名前は、後で、インターネットで調べて分かりましたが…)
この買い物のときに私が終始感じていた
“恥ずかしさ”
とは、一体何なのでしょうか?
(次回 (ブログ 見えないブロック(その3))へと続く)