“催眠”あるいは“催眠状態”というと
一般的に
何か特別なもの、何かいかがわしいもの、何か怖いもの
といったネガティブな印象を持たれがちですが
催眠は特別なことではなく、日々、普通に行われています。
例えば
私たちは日常生活の中で
TV鑑賞、映画鑑賞、スポーツ観戦、読書、趣味、仕事などを行い
それらのものに没頭しているときがあります。
そこには
ものごとを客観的に見ている自分が存在せず
その対象に、とても集中していて
自分の存在も時間の感覚もなくなり…
また、リラックスしたり、解放されたりして
そして、その世界に埋没し…
いわゆる、我を忘れた状態になっています。
その世界で行われたり、言われたりしたことなどは
す~っと頭の中に入ってきたりします。
実は、この我を忘れた状態が、催眠に入っている状態です。
私たちは日々何度となく
催眠状態に入ったり出たりを繰り返しています。