大阪府枚方市のパーソナルトレーニング&リハビリテーション施設「DPC-hirakata」余膳正志BLOG

トレーナーさんにもっと仕事と自分を好きになってもらいたい/そんな想いから微力ながら情報発信をしています。

トレーニングは難しいもの?特別な人だけのもの?

2016年11月19日 | トレーニング
 先日紹介した、まさかの内容の書籍→「注意と運動学習」


これは、クライアントさまの運動に対する苦手意識を克服するために画期的な内容だと感じてます。




 そして勿論、自分のトレーニングにおいても人体実験中!!


この流れのスクワットを行っているのですが、


やっぱり、めちゃ動きが向上します!



 具体的には、ハーフニーリングという片膝立ちの


バランストレーニングを準備運動で行うのですが、


僕は苦手なので60秒で2回フラついていました。


しかし、今日は全くフラつかず驚く程の安定感。




 トレーニングや競技動作を理屈で教えられたり、


考えながら実行してしまうことの影響を身を持って体感しています。


これが絶対に正解というわけではありませんが、


運動の指導に携わる人は、感覚だけではなく理屈で学ぶ必要がありますよね。


それは必要ですし、間違いないのですが、


深く学ぶほど「股関節を意識して!」とか「顎を引いて!」


もっとマニアックになると「第10肋骨とASISのラインを意識して!」といった(笑)身体の内側に焦点を当て、


理屈で説明してしまいがちになりますよね。



【理屈ではなく考えず、無意識レベルで動く】
※もちろんベースには論理があります。


僕たち運動指導者、セラピスト(まだ国家ライセンスはありません)が


どれだけクライアントさまに難しい思いをさせずリードできるか。


そして、明るい未来を見せてあげれるか。


徒手療法も然り、本質は繋がっているものだと感じました。