ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

詩人と作曲家と演奏家がタッグを組む:日本歌曲振興波の会総会

2018-06-04 19:25:47 | 尊敬する人
昨日は初台でタレントさんに
ボイトレの代講を頼まれて
三人の方に教えてきました。

一人は一年ぶり。
とても上手になっていました!


そして蕨に戻り合唱の指導。
6/30のあさがお、ほおずき市で歌う予定❗️
アカペラもあるので、丁寧に練習しました。


そして夕方は所属している
日本歌曲振興波の会の総会へ。
昨年入会したので初めての参加です。


他にも初めての方がたくさんいらしたので
自己紹介もありました。


その中に作詞家、作曲家、そして言語の研究家も。


日本歌曲振興波の会は
年に一度新作歌曲の夕べがあり、
毎年7月から詩を募集して、
12月頃から作曲家に詩を送り、
希望の詩を選んでもらい、
振り分けて5月頃までに仕上げて、
演奏家をきめて11月のコンサートで演奏する
という流れがある、

作詞家
作曲家
演奏家
研究家

の集まる団体なのです✨


ですから詩人の先生のお話、

自分の書いた詩に作曲にあたり
まずはどんな解釈をしてほしいか

そして作曲されたものが
言語的に不自然になっていないか

演奏家に作詞、作曲から
作品のイメージを伝えることができ、
初演を迎える事ができる、

という稀有な団体なのです。






私は日本歌曲の初演は何度かありますが
詩はすでに存在していたもの、
である事が多かったので
詩人の想いは作曲家も演奏家も聴くことは
出来ませんでした。



ここではみんなでタッグを組んで
新しい、後世に残したい作品を
つくりあげていくのです。


しかも毎年!


なんだかワクワクします💕



詩をどう扱って歌ってほしいか、なんて
詩人の視点からレッスンを受けてみたい〜〜



言語の先生のお話、
同じ高低、低高イントネーションの言葉でも
母音が違うと高低差の開き方が違う、と。


確かに経験則では知ってましたが
それが曲に反映されていると
言葉として聞き取りやすくなるとか。



そんな視点もあるとは。



演奏する方も
どのように作曲されていても
少しあたまに置くと、
歌詞が聞き取りやすくなる気がします。



という事で、いろんなお話をして帰ってきました。

色んな作品に触れて
いい勉強をしていきたいと思います。

*********
新作歌曲、ではありませんが
7/5(木)13:30より四谷区民ホールにて
日本歌曲振興波の会主催
『七夕によせて 午後の歌祭りvol.2』
に出演いたします。

私は あの町この町 と
しゃぼん玉(二重唱)を歌います。

お芝居もついて、
とにかく楽しいコンサートです。


私は作曲会員の岩河智子先生の編曲、
大人の童謡歌曲集2巻から

あの町この町 と しゃぼん玉の二重唱

をお送りいたします。




全席自由3000円、
たっぷり16時頃まで、楽しい楽しい歌祭りです。

チケットご用意出来ますので
こちらまでご連絡下さい😊😊

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