山口県統一 共通Vテスト

山口県の公立高校入試を真剣に考える!

7月23日(木)

2015-07-23 21:27:18 | Weblog
今日は約束通りお勉強の仕方から。

社会の勉強法について!

私実は、大学時代は、社会科教育法研究室ってゼミにいて、

かなり社会科の勉強法については研究していた方だと自負しています。

で、そのころは(35年前)、受験っていうことを完全に視野にいれず

純然と「社会科教育とは」なんて考えていました。そのことについては

今日はふれませんが、受験社会も「社会科教育」で研究した内容もほぼ

同じということに結論づいています。

というのも、山口県公立高校入試は、一問一答的な知識のつめこみを問う

ているのではなく、「事象」に内在する原因・理由・思考力を問うている

ことが多いからです。グラフ、地図、年表、写真などの資料からよみとった

ことを知識と関連付けていかなければ得点につながらない非常に良問が多数

出題されています。


ではどのように勉強すればよいのか。

いくら理由や原因や思考力を問うといっても、まず基本的な力がなければ知識を

つないでいくことはできません。

だから、まず、全体的な流れをつかむ前に、ファンダメンタルな知識を身につける

ために、学校とかではあまりいいようには言われませんが、やはり「一問一答」式

などの問題集で暗記してしまうこと。それができたうえで、得た知識をつなげるため

に「教科書」をしっかり読んでみること。今の教科書ってほんとよくまとまっていて

かなり深い内容も書かれています。ただ、資料や欄外に書かれていることも入試など

では必要になるので、このへんも読み落とすことがないように。

順番が大切で、まず、おおまかに暗記⇔教科書を読んで、知識を整理、連携⇔足りない

ところ、不明なところは資料集で調べ、教科書にかきこみを!

これらの作業を比較的時間がとれる夏休みの間にじっくりやってみることをおすすめ

します。実践的な問題は1章分のうえの作業が終わった時点でやってみる。塾などで

使っている、教科書準拠の問題集のまとめの問題などがいいと思います。

いけないのは、一問一答式だけを完璧にこなして、知識の整理、連結をしないこと。

そのまま自分が勉強するってことに酔ってしまって、ほったらかしにしてしまうこと。

これが一番こわい。時間をとってせっかく勉強したにもかかわらず、何も学力として

残っていかないからです。

このへんに注意して、さっそく明日からやってみましょう。



社会の勉強に必要なもの

一問一答式の問題集(用語集も可)

教科書

教科書準拠の問題集(学校のワークでも可)

まず、暗記から始めよう!