合同練習をするに当たり、交互に行ったり来たりすることにしたのですが、天気(雨)の関係で今回が、初の尚絅学院大学グラウンドでの練習になりました。
さて、Bチームを教えていて思うことがあります。
一つは、ごく普通のことでも情報が多過ぎるもの(技術的に難しいことが複数入っている)は、与える課題を単純化する(一つに絞る)のがいいということです。例えば、ゴロ捕りについては、(右利きの場合)与える課題は「左足を合わせて捕球態勢に入ること」、これだけで充分。実際のステップ「右・左(捕って)右・左(投げる)」、この一連の動きを最初から課題にしてしまうと、混乱してなかなかそれをクリアできず、意欲をなくす子がいそうな・・・。
逆に、ピッチングについては、まず完成形をイメージさせて、それらしい形ができるように練習する。(右利きの場合)①両腕と左脚を同時に振り上げる。 ②左腕は肩の高さで止めて保ち、右腕は上まで振り上げる。 ③右腕はそのまま振り下ろしながら右腿辺りで投げる。 この①②③を順に課題にして練習はするが、個々の技術が充分でなくても、「ピッチング全体のイメージができればそれでよし」とする。そのあとで、一つ一つ細かい技術を提示し、レベルアップを図るのがよさそうな・・・。