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フィクションの感動と、ノンフィクションの感動

2025-02-16 00:00:00 | エッセイ
文学が好きなのですが、不思議に思っている事があります。
活字と言う、抽象的な物を通してつむがれて行きます。媒体を通して。
人類は素晴らしい物を、いろんな所で、時代の中で編み出していった。
大昔、世界中で発音を表す表音文字、意味を表す表意文字を考え作った。
それによって、文明が栄え人が人ゆえとなり、今日に至っている。

本についてです。私はフィクション、文学の方が遥かに感動します。
同じ様なテーマをノンフィクションで書いたとします、何か違うと感じる。
共に好きなのですが、実で実を突くや、実で虚を突くよりも、こうではと。
虚で実を突く、虚で虚を突く方が感動を私は強く受ける。人それぞれですが。

どうしてなのかと思う。虚には底知れない力があるのではと。
もちろんの事、実話での感動も大きいのですが、実話で表せる世界は一部では。
つまり実話が目に見える光だとすると、フィクションは目に見えない闇かと。
別な言い方だと、光で物を照らすのと、闇は闇だけど物に迫る様な違いが。

虚の世界、フィクションの世界、闇を追えるのは闇ではと。光よりもと。

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